怠惰な散歩  2023年4

   4月30日(日)

今日で四月も終わり。よくぞ生きてきた。三月下旬から四月中旬まで体は最悪の状態だった。今は少し落ち着いているが今日のような菜種梅雨の天気になると気分がふさぎこんでしまう。

雨の中、かあちゃんと土浦図書館へ。今日は本のリサイクルをやっている。10時前に到着したが土浦にこんなに人が居たのかと思うほど長蛇の列。いざ展示室に行くと週刊誌、月刊誌などはたくさんあるがお目当ての本はなし。もっともそんなに大きな期待もしていなかったがー。

わが家から見える雑木林ことこんもり山の緑が折り重なり迫力がある。今日は雨に打たれ湿ったこんもり緑の競演。まったく自然にはかなわない。ありがとうさんよ!!
 
   4月29日(土)

今日という日が終わる。どうして今日という日は終わったのかー?。朝がくれば夕暮れはかならずおとずれる。こんなあたりまえのことに驚くこともないだろう。なんの挨拶もなく今日という日は終わる。だからどうしたのだと問われてもこまる。とにかく今日という日は終わったのだ。

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どんぶらこどんぶらこ
どんぶらこどんぶらこ
四月の陽光を全身に受け
草むしりに励む
雑草はなにも話さない
沈黙のまま引き抜かれる
どんぶらこどんぶらこ
どんぶらこどんぶらこ
 
   4月28日(金)

雑草との格闘はまだまだ続く。いつになったら終わるのだろう。これに終わりはない。これで終わりと自分で宣言するしかない。なにしろどんどん次から次から雑草は伸びてくるのだからー。

横瀬夜雨の本は一向に読むことが進まず。これは企画倒れかー。これまで何度も企画倒れがあったから驚くこともない。明治生まれの叙情詩人と昭和生まれの無名詩人では肌合いが随分違うようだ。

山ねこからメールあり。「大生ものがたり」が茨城大学の先生の目にとまり教材したいと村山さんのところに冊子を求めに来たという。大学の先生ならそれこそあちらこちらにアンテナを張り情報収集しているのだろう。参考になれば幸いなり。詩人会議、なんとか頑張って4月分を投稿。ただし、出来は良くない。
 
   4月27日(木)

今日は阿見医大で超音波検査日。超音波検査とは人の耳に聞こえない高い周波数の音波を送り、その反射から臓器の大きさや形などを調べる検査だそうだ。結果は異常なし。

1週間ぶりに酒を飲む。ここで気がつく。酒を断ってもそんなに苦痛でないことをー。やはり飲み過ぎが良くない。4月上旬は精神的に荒れていた。酒量は自然と増えた。そのさ中に病院での定期検査。先生、数値が悪いと言う。そこで1週間の断酒して再検査。今日の数値はいいと先生。ひと安心です。

今朝の小松の空は世界中の青空をかき集めたようなブルー一色。こういう日の女性は水色パンツをはいたほうが幸せが倍加されるような気がした。なんの根拠もないが、ただ、なんとなくそう思った。。
 
   4月27日(水)

久しぶりに小雨ぱらつく肌寒い朝だった。農作物や花樹たちには恵みの雨だ。雨が降っているからという理由で草むしりを休むわけにはいかない。長靴をはいて100円のビニール傘をさして雑草を退治する。こうなるときちがいだ。それでもよし、自分で満足すればいいのだから。

段ボールで本棚を作る。部屋を見渡し捨ててもいい本がたくさんあることにうんざり。整理しようと堅い決意。これが怪しい。本に囲まれた生活にあこがれていただけに辛い。これまでも引っ越しのたびに捨てていた。今度はどこへ引もっ越す予定はない。棺桶ー。

夕方になっても雨は止まない。明日は晴れるという天気予報。青空をたっぷりとみたい。明日は病院で検査。どんな結果がでるやらー、
 
  4月25日(火)

バカの一つ覚えのように朝起きるとそそくさと庭に出て草むしり。今朝もひんやり風が吹いている。寝ぼけ眼にはちょうどいい冷たさ。目は覚めても頭ぼんやり。
ぼんやり頭で世界の平和について考える。これは誰にも分からない。

夕方、軽い散歩にと徒歩300の千鳥ヶ池公園に行く。人っ子ひとりいない。そういえば、昔、人っ子ひとりいない東京の公園を写真にまとめた写真家がいた。どういう目的か分からなかったが、最近、ようやく理解できるようになった。誰もいない公園の「疎外感」を表現したかったのでは―。

さて体調の方だが、近所の接骨院でマッサージをしてもらうようになりどんどん良くなった。酒も飲んでいなので二日酔いもない。これが健康体というのだろうか。なにしろ食欲が出てきた。ずうーっと、このままであって欲しい。
 
   4月24日(月)

薄ら寒い朝だった。今年はもう灯油を買うのをやめ、今のストーブの石油があ空になったら仕舞おうと思っていたが、どうもそうもいかないらしい。長野に住む山猫の話ではストーブをガンガンつけているという。それと比較すればガマンできる薄ら寒さだ。

近所の接骨院へ。これまで2回の施術で信じられないぐらいに良くなった。今日で3回目。先生の話しではもともと筋肉があった方のようだから、それが凝り固まって眠っていたのでしょう。もう少し、頑張りましょう。

広瀬邸の草刈りは元気な50代だそうだ。いろいろ話を聞いてみるととても身近な人だ。人と人とのつながりはどこでどうからまりつながっているか分からないものだ。ともかく広い敷地の雑草刈りから解放された。バンザイだ!!
 
   4月23日(日)

朝一番の仕事はコーヒーを飲みながらコロコロで部屋のカーペットのゴミ取り。この便利なゴミ取り機は実によく働く。まず、人間エネルギーを利用しているから地球に優しい。騒音もなく目に見えないゴミまで拾ってくれる。従って白髪の細い毛も容赦なくだ。残念なり。

朝食後、横瀬夜雨の資料をと下妻市へ。「下妻市ふるさと展示館」「横瀬夜雨生家」「横瀬夜雨記念石碑」を見に行く。久しぶりに県西方面へのドライブだ。いろいろ情報を仕入れるとますます難しさを感じる。とりあえず1冊の本を読んで頭を整理することにする。途中、ハプニングがあったが秘密。

夕方、今酒を飲んでいないので何となく間が持たない。そこで歩く、といっても30分弱だ。まあ、体を動かさないよりはいいだろうといことだ。
 
   4月22日(土)

今日は寒い一日だった。しかし、膝の具合はいい。お天気を見るというがこれなら治りつつあるようだ。体全体に力が入る。力が入るといっても馬力は小さく弱々しい。それでも自分の体が動いている感じがする。

横瀬夜雨詩集を読む。おいらの視力が衰えたこともあって文字が小さく辛い。昔の本はみんな活字が小さかったようだ。思い出したがインド人はあみんな目がいいようだ。コルカタで見た光景だが薄暗い工場で作業をしている。あの頃、おいらの視力は両目とも1・5だった。それでもこんな暗いところで作業できると感心したものだ。

草刈りは暗くなるまでやった。こんなことは初めてのような気がする。ほぼ、計画通りだ。こんなことは滅多にない。うれしくなる。バンザイだ!!
 
   4月21日(金)

朝から草むしり。膝の具合は少しは良くなっている。近くの接骨院でのマッサージが効いているようだ。これなら後1週間も通えば完治するのではとうれしくなる。もっと早くから治療を受けていればと悔やむが時間は戻らない。

明治生まれで茨城の詩人横瀬夜雨の評論に挑戦しようと土浦図書館へ。資料はあたくさんあるが館外貸し出し禁止ばかり。どういうテーマで書くのかも決まっていない。なにしろ相手が大きすぎる。それでも、気になる詩人であることに間違いない。今週中にでも現地を訪れようと思う。

5月からはシルバーの仕事もと考えている、そのためにも健全な肉体と精神に向けて努力しなければならない、バーカ、それができたらこんな苦労していないよ!!。ウルトラバーカ、バイバイ!!
 
   4月20日(木)

病院の待合室にて考える。50人ほどの待ち人は暇と退屈を持て余し何かの期待を抱いている。これは詩の題材になるのでは考える。予約しても必ず待合室で待たされる。これは裏切ったことがない。なんとも覚悟がよく度胸がいいのだろうと思う。

詩人クラブから送られてきた「詩界270号」を読む。文字が小さくて待合室の明るさでは無理だ。数分もしないうちに閉じる。文字が細かいということはたくさんの情報を盛ることができるだろうが年寄りの視力では無理、悲しませるだけだ。


淡い期待は
黒いレールの先にあった
いつもカーブにさしかると消え
真っ白な鳥海山の頂きが
夢を打ちくだくようにそびえていた

 
   4月19日(水)

「エリーゼのために」を聴きながら書く。昨日の天気予報では明日は暑くなるといっていたが予報は的中。朝から暑かった。昨日の作戦通り運動に励む。そういうことで久しぶりに朝を歩く。約30分2600歩。

近所の接骨医院に行く。膝のガクガクは腰からきてるそうだ。しばらく通院して頑張るようにー。おまかせするしかない。庭の草むしりをやる。I・Sさんが来る。いばぶんの整理を頼んでいる。これもおまかせするしかない。

明日は潰瘍性大腸炎の通院日。さらに土浦シルバーの編集会議。次々といろんなことがあり死んでいる暇もない、著名な誰かがそんなことを言っていたな。それが、コロリと死んでしまったことを思い出す。人生、、そんなものだ。なんの恨みつらみもないということだ。バンザイなり!!
 
   4月18日(火)

マンション清掃の仕事引継を無事に終える。今度は女性だが階段の上り下りや動きはいい。60代前半だろうかー。おいらはこれから体力づくりだ。それには酒を控えること。そう思っている矢先に山王姫よ焼酎一本頂く。

次の仕事を探してほしいと担当者に頼む、でもおいらのピョコタン歩きを見てどう思ったのだろう。使い物にならないと感じたのだろうか。それでも5月からの仕事を期待する。

世の中、何でも神頼みだ。これからのことなんて誰にもわからない。わからないから面白いのだが体が思うように動いてくれないのが情けない。神様、なんとかしてよ!!。とにかくブログは休まず続けよう。これが、今のおいらの仕事だ。それと庭の雑草との戦い。楽しみだ。
 
   4月9日(日)

ひざ痛にと盛んに宣伝しているコンドロイチンのサプリメントを服用するようになり1カ月。薬の効果が出始めたのか今朝は調子がいい。
そこで庭の草むしりでもと外へ出ると風が冷たい。たじろぐ。このひざ痛は天気によっても影響を受けるらしい。様子を見ることにする。

昼前、恐る恐る庭に出てみる。外は気持ちのいい青空が広がり心地よい風が吹いている。やはり自然はいい。刈り払い機のエンジンをかけようとするがスターターが引っ張り切れない。パワー不足なのだ。これじゃ何にも出来ない。

ふてくされて読書。「生き物の死にざま」を読みながら「おいらの死にざま」について考える。どんぶり勘定の生きざまを悔やみきっとジタバタするだろうと思う。それでも細々した用事を済ませることができた。この調子でいけばいいと祈る。
 
   4月8日(土)

おいらの仕事は探し物をすること。思いついた時にやって決着をつければいいのに後回しにする。それが重なり数日経つともうダメ。迷えるオジサンは東西南北を右往左往して一日を終える。これも人生かー。

それでも動けるのならいいが最近は足が思うように動いてくれない。もちろん頭の回転もさびついてしまった。どうしたらいいものかと金魚ちゃんに訊く。「新しいホテイアオイに替えてくれ!!」そういえばも2年にもなる。強制共存といってもどちらもくたびれているようだ。大枚金をはたいてなんとかしてやろうじゃないか!!

詩人会議60周年アンソロジーの詩を書いている。もう一か月になるがなかなかだ。やはり健全な肉体に健全な精神は宿ることをしる。今日の最後の探し物見つかる。万歳だ!!。
 
  4月7日(金)

おいらの頭の中はまぎれもなく混乱している。なにしろ朝起きてから終日ぼーっとしているのだ。新聞をチラチラ読むだけ。そしてこんもり山の山桜を見て過ごす。

荒れ放題の庭の手入れをと考えるが体が動かない。ねぇ、お母さんボクの元気な体を何処へ家出したんだろうね!!。ほら、春の田植えシーズンに田んぼのあぜ道を竹の背負いかごに苗を運んだ少年ですよ。

「認知機能検査」「高齢者講習」のお知らせはがきが届く。いよいよ国から不用候補老人のラッテルを貼られたようだ。クルマを運転できなくなればかあちゃんのアッシー君はもとよりすべての生活がストップ。いさぎよくバイバイするしかない。サヨナラだ!!。

 
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