怠惰な散歩  2022年6

   6月30日(木)

連日暑さとの戦いだが半年は生きることができた。さて今日は何処へ逃げて涼もうかと考えた。いろいろ悩んだが土浦イオンに決定。ソファーに座りパソコンをいじっていると、隣のソファーに品の良い老夫婦がやってきて弁当を食べ出した。食べ終わると二人とも老眼鏡をかけそろって文庫本を広げ読んでいる。服装を見ると寒さ対策で長袖姿。「オヌシ!!出来るな!!」と喝采。

年寄りには知恵がある。これは決して悪知恵を働かせているのではない。自然な暑さ対策のひとつとして許される行為。さて、どれぐらいの時間を過ごすのだろうー。おいらは寒さ対策を怠ったので2時間ほどで退散したが、品の良い老夫婦は延長に次ぐ延長があるのだろうかー。

ともかく6月の暑さは乗り切った。夏本番を迎えるこれからはどうなるかー
神のみ知るところだ。
 
   6月29日(水)

朝5時、潮来へ向けて自宅を出発。勝負は2時間ほどだ。クルマは走っていない。信号もスイスイとスムーズに青信号ばかり。1時間弱で目的の大生神社に着く。静かだ。朝の新鮮な木漏れ日が美しい。空気も澄み切りひんやりとおいしく感じる。山猫指定の写真を撮る。途中2度わからず電話で聞く。

「早いなぁー!!」村山さんに原稿の手直しを聞く。大野家のことはよく理解していないので難渋。それもそのはず今から数百年前の話をまとめようとしているのだから無理もない。なんだかんだ言いながら訂正する。

写真を山猫に送る。ああ、疲れた。久しぶりに写真らしきものに挑んだこともあり疲れは生半可ではない。さらに、太陽がどんどん昇り暑さが増す。そうそうに退散する。どうやらまだ動けそうだ。ひと安心なり。
 
   6月28日(火)

例年より20日も早く梅雨明けしたという。それなら例年より早く秋がやってくるのだろうか?。それなら許してもいいが、長い夏の居座りなら許してやれない。なぜなら暑い日が長ければ長いほど年寄りには辛いからだ。

暑いから涼しいうちと朝からブログを書き始める。日記とは一日を終えて就寝前に認めのが一般的だろうが、そんな決まりは日本国憲法にあるはずがない。自由なのだ。うれしい限りだ。「(バーカ、日本国憲法を読んだことはあるのか?。読んでもいないのにウソを書くな!」。金魚ちゃんの声あり。

それにしても暑い。そこで図書館に逃げる。どれほどの人がおいらのように涼みに来たのかと館内を見渡すと意外と少ない。あまりの暑さに図書館まで足を運ぶのも億劫になったのだろうかー。これからの本格的な暑さを思うとぞーっとする。さて、この夏を乗り切りれるかー。どうなるか分からない。だから人生は面白いのだ!!
 
   6月27日(月)

魔の月曜日だ。このくそ暑さを逃げるべき公共施設である図書館もながみね温泉も休みだ。そこでどうする。無料で涼めるとなればやはり民間の施設を利用するしかない。そこで土浦イオンへ。長居すると寒くなるので長袖のシャツをバックにつめて出かける。

ここは度胸とばかりに、新聞広告で見た「第三次作戦はもう始まっている」エマニュエル・トッド著を買う。ウクライナ兵をあやつり人形にしてロシアとEU・アメリカの代理戦争。ああ、わからない!

「理解がそのまま誤解となる危険性、わたしたちはすこしも解消していないどころか、それを防ぐ手段さえまだ持っていない。個々の間でさえそうなのだから、国、民族間となればなおさらだ」志水辰夫著「いまひとたびの」より。ごもっとも、有史以来、人類が滅亡するまで永遠に続くのだろうかー。無念なり!
 
   6月26日(日)

10年ほど休眠していた茨城詩人会議の活動を再開しよう。とりあえず講師を招き詩に関心のあ人に呼びかけてみよう。そこで県立図書館で講演会を開く。集まった人は10人ほど。

ここ2~3年県立図書館には行っていなかった。驚いたのは1階に大きな喫茶店が出来ていること。世の中は静かに動いていることを実感。詩壇も代替わりしている。今日の講師は茨城文学賞を受賞した1970年生まれの岡和田晃氏。タイトルは「プロレタリア詩再生計画」。詩の朗読に迫力があり驚く。

夕方、長野から10時間かけて愛知の名古屋刈谷に取材に行った山猫から電話あり。まったくすぱっとした行動力には驚く。岡和田氏は「すぱっと切れば血は出ない」と言っていたが、山猫にはそんな瞬発力があるようだ。すごいものだ!!
 
   6月25日(土)

本物の暑さがやってきた。おいらの部屋の室温は34℃。扇風機から送られてくる風は生温かい。それでも大生ものがたりを頑張る。追い込み大勢に入ったのだ。体にムチを打って踏ん張る。肉がないから骨身にずしんと堪える。それが刺激となって今日予定していたのを全部終える。

それにもして暑い。今年の夏を乗り越えることができるか?。これぞ神のみ知るぞだ。こんもり山の樹木は大きな緑の波を打っている。風は吹いているのだが南風のせいか生温かいのだ。冬は南風が恋しくなる。夏は逆。勝手なものだ。

そして、ああして一日は終わる。太陽がなんのあいさつもなくどんどん西へ沈んでいく。早く消えてほしと願うがこれだけは自然の法則があるようでどうにもならない。とにかく今日の暑い日は乗り切ったぞ!!。

 
   6月23日(木)

朝5時半から根本ぶどう園で仕事を始める。最初の仕事はアニマルキャッチーを覗きアライグマが捕えられているかを確認。今日はいないだろうと見にいったらバーカがうずくまって眠っているのだ。もう参ったよ勘弁してくれ!!。おいらの力ではもう始末できないということでつば市役所に引き取りを願い承諾を得る。

一編の詩を読むのにはエネルギーを要求される。詩集「サスペンス」を読む。疲れた。他人さまに疲れるような詩集を編むということはどういうことだろうと考える。結局、わからないということで終わる。ともかく全部を読み終える。

金魚ちゃんにそのことを問う。「バーカ、何も考えないでスカッペツルッペホッペのおならをしてさっさと寝ろ!!」。ああ、金魚ちゃんからはこころ温まるいつもの励ましと適切なアドバイスに感謝。皆さま、おやすみなさいませ!!。
 
  6月22日(水)

アライグマを捕獲。これで4頭目。いったいどれぐらいこの周辺には棲んでいるのだろう。今日のは大きかった。カゴを持ち上げるとズシンとくる重さだった。それに暴れかたが半端ではなかった。この辺のボスアライグマだろうか?。水責めして殺したり雑木林に運び穴を掘って埋めたりっと後始末をするだけでどっと疲れがくる。早めに退散することにする。

今日も1冊詩集が送られてくる。タイトルは「ミステリー」佐相憲一。まったくサスペンスミステリーだ。封筒に「詩集を贈呈させていただきます」。チラチラ読む。言葉の切れ端に哲学を感じる。略歴には1968年生まれで早稲田大学卒業。これまでに多くの詩集や評論を発表しているようだ。

さて、なんてお礼をしようかー。燃えきれない花火セットはどうだろう。奥さまと夏の夜を楽しんでほしいという意味をこめてー。谷口ちかえさんが主宰している「詩誌 ここから」で彼女はー詩人はときに「言葉の中に亡命する」ーを紹介していた。
 
   6月21日(火)

最近、詩の同人誌が送られてくるようになった。面倒だからとお礼の返事を出していなかったが、これではあまりにも失礼になるのではと返信用のひな形を作ろうかと思案する。なかなか、いいアイディアが浮かばない。一度、マニュアル化してしまえば簡単。それにしても詩を読んでひとことの感想となるとやっかいだ。

「東京四季」「京浜詩派」「澪」「ここから」「詩のもり」。そして昨日は「三宅島ミニ通信 百人庵便り」都月次郎が届いた。こんなかわいい詩集を作ってみたくなる。

「東京四季」岡田優子さんの「日差し」終連
「日差しが強くなった/娘は苦瓜を育てる/わたしは老いを育てる」。
これはいい。

どの同人誌も書き手は高齢者が圧倒的に多い。まだ紙の時代を捨てきれないのだらうかー。それともデジタル社会に取り残された高齢者たちといっていいのかー。デジタル社会は猛スピードで進化している。現在のスマホ世代が老健施設に入所したらきっとスマホに夢中になっているだろう。人気アプリは「2020年代の懐メロゲーム」。バンザイだ!!
 
  6月20日(月)

庭の草むしりをやっていたら肌にまとわりつくように汗が滲む。頭には山猫からもらったとんがり帽子。そこで思い出す。夏の暑い日に鉄筋屋時代はヘルメットを被り仕事をやっていた。くそ暑いのヘルメットは堪える。朝8時から始め汗がタラタラで1時間ほどでパンツがびっしょり。昨晩の酒が汗とともに一気に体から消える。

そういえば、近ごろはひたたり落ちるほどの汗をかいたことがない。これは寂しいことだ。汗をかいたらぶっ倒れてそのままあちら様へという可能性が高いから無理はできない。「バーカ、まだ死にたくないようだな!。それならしっかり前を向いて生きていろ!」金魚ちゃんの声あり。

ここまで書いて眠くなる。みなさまお休みなさいませ。バイバイ! 
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追伸:右写真はわが家でとれたジャガイモ、左写真はころころ花壇に咲いているコスモス。
 
   6月19日(日)

朝のうちは霧がかかりもやっていた.。それでも、今日は暑くなるぞとばかりに東の空に顔を出した太陽がだいだい色に染まってくる。昨晩は雨が降ったので今日はことさら蒸し暑くなりそうだ。さあニンゲンども覚悟をしていろよ!!、という一日の幕明けだった。

根本ぶどう園の仕事を終えるといばぶん事務所で書類の整理をやる。大量にあるわけではないからやり出せば簡単。それなのに、おいらはぐずだからいつも後回しになる。そうなると前回どこまでやったのかわからなくなる。簡単にいえば見事なぐらいに忘れているのだ。それでも何とか区切りをつける。

書きなぐった詩の整理もやる。どうもぱっとしたのがない。どれもこれもゴミ箱行きの片道切符。えいやとどんどん捨てる。何事も捨てる勇気を持つことが大切だ。しかし、今日送られてきた山猫から届いた原稿は捨てるわけにはいかない。酔っぱらっており読解力なし。寝ることにする。バイバイ、お休みなさい。
 
   6月18日(土)

畑の草むしりをやる。雑草は一雨ごとに伸びて暇で退屈な日々を送っている老人に仕事を与えてくれる。まったく偉いものだ。まあ、やたらとうるさいパチンコ店でイライラしながら暇を持て余すよりいいかー。「バーカ、軍資金がないんだろう!素直に書け!」金魚ちゃんの声。

パン屋さんの主人が亡くなり、かあちゃんお通夜へ。おいらも知っている人だがほんの少しだけ。パン屋は二代目が継いでいるらしいがよく知らない。そこでおいらはアッシー君だけ。それにしても知り合いが次々と亡くなっていく。寂しい限りだ。

おいらの頭がほどよく回転するのは朝の1、2時間。後はぼーっの連続だということを知る。「バーカ、そんなことはとうの昔かじゃないか。その回転も二日酔いで開店休業して時もあるじゃないか!バーカ、嘘を書くな!」またまた金魚ちゃんの声。
 
  6月17日(金)

昨日、「あれから…?年」土浦一高OB展」を山王姫と見に行く。おいらはOBじゃないが友人の飯塚泰助さんが出展している。山王姫とは古い付き合いだという。そこでパチリ。泰助さんの個展をつくば文化郷で開催することもとんとん拍子で決まる。
本日、根本ぶどう園でアライグマを捕まえる。最初に見た時はハクビシンだと思ったが、周囲の人はアライグマだという。そこで市役所へ電話。来週の火曜日でないと引き取りに行けないという。そこでおいらが処分。犯罪者となる。

山猫は潮来でまだ取材している。元気だし熱心だ。驚く。おいらにはそんなに動ける体力がない。うらやましい限り。年をとるということは少々のことでは驚いたり感動することがなくなる。体も鈍感になり脳みそも鈍感になる。淋しいことだ。

年寄りにやってくるのは体の隅々に痛みがやってくること。これは長年体を使ってきたのだから当たり前のこと。いかにやってくる病気と仲良くするかー。辛いけどこれしかない。 
 
   6月15日(火)

アライグマは賢い。閉じられた入り口を頭で持ち上げ餌を食べて逃げた。生きるのに必死だから暴れまくって逃げたのだろう。完璧に馬鹿にされている。

そこで市役所へSOS。無料のアニマルキャッチは盛況で在庫なし。予約をする。完璧を目指し製作された北澤式アニマルキャッチは欠陥が暴露されたのだ。

考えてみればおいらも北澤さんも老人まっ盛り。錆びた頭では生きるのに必死のアライグマにはかなわないのだ。いわば欠陥人間の二人はお互いに慰めさめ合って いるのでした。

沈む風景
西日がさして
太陽が
消える時間の美しさ
老いたる人も
そうであってほしい
 
   6月13日(月)

さあ、今日のことを書こう。わが家ではゆりの花が咲いた。眩しいほどの黄色い花びらを広げ、「どうだい美しいだろう!!」と訴えているようだ。そうだ、あなたは自信を持って大きな声で美しさを誇っていい。おいらは美しいものを見て死にたいと常々思っている。ただ、これだけは誰にもわからない。

根本ぶどう園へ。昨年はアライグマにたくさん食べられた。これではいけないと「アニマルキャッチ」なるものを仕掛けておくがさっぱり成果がない。そこで北澤工務店が「北澤式」なるものをこしらえてくれた。これは入り口が大きくて入りやすいのか何度か入った形跡はあるがアニマルちゃんはいない。木製のせいか齧り砕き脱出しているらしい。

そこで、おいらは針金で補強。明日の朝が楽しみだ。ああ、人生はハッピーなり。[
「バーカ、外来種とはいえ命を持っているんだぞ!!よく考えろ!!」と、金魚ちゃんの声あり。
 
   6月11日(土)

ー 熱がこもりにくく、広いつばで日差しをカット!「あじろ笠」を被って草刈りをやる。これは長野の山猫商店から今日届いたもの。いろいろなものが送られてくる。反射光式の「交通安全」のたすきには参りましたと、一礼する。自家製味噌も入っている。「味噌の味がする」とかあちゃんは喜んでいる。幸せを運ぶ山猫商店。お礼はゴールドフィンガーとすでの決定している。

昨日は詩人会議の運営委員会で東京・大塚へ。15人中13人が出席。一番の遠方は三宅島から6時間の船旅でやってきたという。自由のひろばの選評をしているS・Jさん。近くのホテルに二泊するという。茨城も遠いと思っていたがとてもかなわない遠さ。役員はみんな高齢者だけど元気はつらつ。すごいもんだ。各委員の耳を観察する。みんなウサギの耳のように大きい福耳だ。きっと、それを武器にしているのだろう。疲れて帰る。
 
   6月9日(木)

最近、お天気も悪く足が弱くなったこともあり外を歩く機会が減った。そのせいもありブログ用の写真のネタもつきてきた。古いのを探して間に合わせている。何でも写っていればいいというものでもない。それなりに観賞に堪えられるものを思っている。

そこで本日はスマホを片手にいばぶん事務所を歩く。吉瀬周辺を歩いているといつもつくば文化郷オーナーを思い出す。そうか、あなたはもういないのかー。おいらはまだ生きているよー。そして、あなたが生まれて育った土地を歩いているんだよ、とー。

歩きながら足の強さについても考える。これから筋肉がついて強くなるわけでもない。現状維持で歩ければ幸せものだ。滝の園で車椅子生活を余儀なくされた人たちを大勢見てきた。そんことを思い出しながらパチリパチリやりながら歩く。田んぼの苗が伸びている。あんたはエライ!!。
 
   6月8日(水)

名前を間違えるということについて考察する。「あかり」と書くべきところを「ゆかり」と書いて「怒り」を買う。「あ」と「ゆ」のたった一字違い。それでも間違いは間違い。年をとってきて人の名前がすぐに浮かんでこない。間違えることも多くなった。ああ、これもあれも浮世が悪いのだ。

命の糧となる整復師会の編集会議で水戸へ。前回はリモートでやった。今回もそれを期待していたが対面方式となった。リモートの方が断然いい。体も楽だし高速代もかからない。そこはぐっとこらえて出かける。

珍しく今回の編集会議はスムーズにいった。これが普通なのだ。それを言いたいがぐっとガマン。生活がかかっているのだ。ガマンガマン。怒られてもガマン、叱られてもガマン、腹が減ってもガマンはしないしできない。これが浮世だ。
 
   6月7日(火)

「社長室の冬」堂場瞬一(集英社)をようやく読み終える。大手新聞社の身売りの小説。デジタル化によって紙の新聞がなくなるのはいつだろう。おいらが生きているうちには無くならないだろうが、いずれは無くなると思う。時代はどんどん変わっている。

いつごろから新聞を読んでいたのかと思い出してみる。小学4年から新聞配達をやっていたから身近にあったはずだが読んだ記憶はない。祖母が熱心に新聞を読んでいたのだけしっかりと憶えている・

「大生ものがたり」を本格的に始める。全体の写真を見たら同じようなものが結構多いのでカットすることにする。足りなさそうだったら増やせばいいということにする。外は雨。梅雨入りしたという。梅雨明けしたら本格的な夏を迎える。考えただけでぞっとする。
 
   6月6日(月)

朝から雨。こういう日はいけない。どんどんマイナスへと気分が沈んでいくのだ。そのスピードは生半端ではない。わが家にやってくるスズメちゃんが餌を食べ終えるとさっと飛んでしまうスピードに匹敵する。

そこで気晴らしに根本ぶどう園へ。雨が降っていても作業ができるのは素晴らしい。「土方殺すには刃物はいらぬ。雨が三日も降ればいい」。そんな生活を送っていた。いろんなさまざまな暗い過去を持った男たちと長年付き合ってきた。

その中の一人、十数年前に亡くなった隅田さんが夢の中に現れた。突然、おいらの家にやってきてベランダから部屋に入ってきた。「あれ、隅田さんは死んだと電話があったんですがどうしたのですか?」「一度死んだふりしてまた戻ってきたんだよ!」。ああ、夢の世界はどうなっているのだ!!。
 
   6月5日(日)

本日は山王姫のアッシー君でひたちなか市へ。山王姫が理事を務める社会福祉法人やまびこの里福祉会「かしの木ひたちなか」の竣工式に付き添いとして参加。施設は緑に囲まれた一角に建つ。海が近いせいか風が強い。

現在はコロナ禍で休んでいるが就労者に茶道を教えている。何度か一緒に行って現場を見学したが、相手は精神的に何らかの障害を負っている。茶道とは遠い習い事となりなかなかうまく進まない。それでも20年近く熱心に指導しているのだからエライものだ。山王姫はこの20年間のアルバムを作りたいという。手伝うことを
約束する。

詩人会議7月号が送られてくる。おいらの詩は載っていない。寂しい。「短詩」特集だがおいらも送稿しようとしていたが締め切り日を過ぎていてあきらめた。あたりまえの話だ。でもやはり寂しい。
 
   6月4日(土)

山猫から元気印のあかりちゃん動画が送られてくる。元気をもらう。はちきれる元気の源は何なのかと考える。焼酎か煙草か?。まさかまさかー。うーん、わからないが山猫一家の家族愛かー。

こういう動画は盛んに宣伝している変なサプリメントより効果大。それなら元気をいただくことに報酬を支払うことを求められる。さあ、どうしよう!。金魚ちゃんに訊く。「バーカ、自分で考えろ。70数年も生きているんだろうー、バーカバーカ!!」

さて、本日をどう過ごしたかといえば心臓をカタコトピッチャン動かして生きていました。皆さん。明日も生きる予定です。よろしくお願いしますだ!!。
 
   6月2日(木)

腹をくくる。早いとこ「大生ものがたり」の決着をつけよう。自宅では何かと雑用に振り回され落ち着かない。そこで図書館へ。入ろうとすると「本日、2日より6日まで臨時休館」の貼り紙。まったく調子が狂い出鼻をくじかれる。そこで四中公民館へ。ここはいつも人はいないが今日は老人が一人いる。隣りの部屋では詩吟教室。朗々と聞こえる詩吟なるものを聞きながら作業を進める。

ぼやぼやしていると完成しないかもしれない。なにしろスポンサーもおいらも高齢。明日のことは分からないあぶない人間なのだ。暑くなってますます頭のぼーっが上昇中。どうなるのやらー。それでも頑張るのだ。

根本ぶどう園のぶどうちゃんは順調に育っている。これを見ているとなんとなくうれしくなる。まったく自然というのはすごいまのだ。あんたはエライ!!。
 
  6月1日(水)

さあ、今日から6月だ。6月は5月の次ぎにやってきて6月の次には7月がやってくる。あたりまえのことだがいつも忍び足で月替わりする。世話になっている山三印刷の月替わりのカレンダーに四文字熟語が載っている。今月は「面目躍如」。解説には「世間の評価にふさわしい活躍で、生き生きしているようす。」

さて、6月を面目躍如に生きるにはどのような振る舞いがふさわしいかを考える。とりあえず、わが家の5匹の金魚ちゃんに訊く。口をパクパクときれいにそろえ「バーカ、自分で考えろ!!」。ああ、ありがたきお言葉。

久しぶりにながみね温泉へ。浴槽が広いから足を大きく伸ばせるのがいい。ただ、まわりは年寄りだけ。これは淋しい。元気印のオチンチンはない。おかあさん、ぼくの弓なりのいちもつは何処へいったのー。ご同輩、あきらめるな!!。ああ、それにしてもかわいそうなり。
 
2021年
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2022年
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