日印タゴール協会 JAPAN−INDIA TAGORE ASSOClATION |
タゴール・ハウス (コルカタ市)1998年1月 |
タゴール国際大学 (シャンティニケトン)1998年1月 |
タゴール記念館 (シャンティニケトン)1998年1月 |
春のおどり (シャンティニケトン)2000年3月 |
ENGLISH |
■タゴール ◆タゴールは、明治期の日本美術指導者・岡倉天心と1902年インドで出会い、天心はインドのルネッサンスや民族運動に大きな影響を与えた。それ以来、天心とタゴールの精神的な交流が生まれ、タゴールは日本にも5度来日して全国各地で講演している。初来日の1916年、タゴールは天心没後にもかかわらず、北茨城市五浦の六角堂を訪れ、天心を偲び、1929年の来日の折りには水戸市の水戸二高で講演をするなど、本県とのかかわりも深いものがある。 ◆詩人・哲学者としてだけではなく、タゴールは思想家、小説家、劇作家、教育者でもあり、社会改革の推進者でもあった。また、インドとバングラデシュの両国歌をはじめとする多くの歌を作詞・作曲し、創作舞踊を考案した。晩年には絵筆をとり、ヨーロッパ画壇を瞠目させた画家でもある総合芸術家だった。 その中でも、タゴールが作詞・作曲した歌は1500曲以上といわれ、その旋律は語りかけるような文学的な音楽で広くインド国民に愛唱され、その音楽全般は、現在のタゴール国際大学音楽学部に受け継がれている。 |
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■我妻 和男 (日印タゴール協会事務局長) ◆1931年生まれ。 東京大学大学院修士課程修了。(印度哲学および独語独文学専攻) ◆筑波大学・麗沢大学名誉教授。元タゴール国際大学客員教授。元麗澤大学外国学部教授。 タゴールおよびベンガル語、ベンガル文化研究家。 インド政府より国民至高者賞を受賞。 ◆主著に「タゴール」(人類の知的遺産61、講談社、1981)、「タゴールと日本 日印文化交流100年」(ベンガル語、コルカタ刊)、「光の国・インド再発見」(編者、麗澤大学出版会、2005)、「タゴール 詩・思想・生涯」(麗澤大学出版会、2006)、他。 訳書に「タゴールの絵について」(S、ボンドバッディヤイ著、第三文明社、1988) ◆日本におけるタゴール研究の第一人者。97年にはベンガル語による日本紹介などの功績により、日本人として初めてのタゴール賞を受賞。日印文化交流の架け橋として大活躍。 ◆2008年 瑞宝中綬章(日印文化交流功労)受賞 ■我妻和男先生は2011年7月28日逝去されました。享年80歳でした。 ただ、ご冥福を祈るばかりです。 |
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