インド視察旅行 2010年3月3日(水)〜3月10日(水)

昨年11月にニランジョン(インド)の個展を東京で開催するにあたり、神林学生奨学生会から100万円の資金提供があった。しかし、それだけでは不足ということが分かり、インドとタゴールに関係する人々に賛助金のお願いをした。


加藤純章先生(名古屋大学名誉教授)からは、50万円という望外な賛助金を頂いた。先生は、「せっかくコルカタに印日文化センターを建てたのだから、日本人がもっと利用して文化交流を図るべきだ」という意見だった。ぼくも同感だった。

しかし、言葉も分からず経済的にも余裕がなかったので、インドとの関わりはニランジョンの絵画展を最後にしようと思っていた。そんな矢先、加藤先生が最初として提案されたのが、加藤先生の奥さまの瑞恵先生の絵画展開催だった。
ぼくはそれまで加藤先生の奥さまが絵を描いていることを知らなかった。

ニランジョンが来日したおり、印日文化センター絵画展開催の企画を話したらOKとなった。そこで、会場となる印日文化センターを視察することが決まった。このアルバムは視察旅行の写真メモ。



デリー市街の観光地と土産店めぐり。
案内してくれた運転手と自慢のオートリキシャ



インドのお土産といえば紅茶。日本語が達者な店員が熱心に説明する



紅茶のお土産をねぎって買う。大いに満足



歴史館ナショナルミュージアムで興味ある展示品をスケッチ




ナショナルミュージアムの土産売り場。瑞恵先生は孫のために木製のスタンプ。ぼくは、ショールをまとめて買い、これでおしまいだと宣言


昼食はホテルの朝食のバイキング料理をかすめて作った
サンドイッチを食べた


オールドデリーを歩く。上野のアメ横を思わせる混雑ぶり。
いや、店のその密度ははるかに濃く雑多だ


スケッチをしているところにリスがやってきた。
最初は警戒していたが、パンをちぎってあげたら食べたそうだ


デリー市内の宮殿を見る。その大きさに「インドの底力を感じる」とうなるが、英国の統治時代に造られたもだった



スケッチは、いわば自分の呼吸であり精神的な癒しでもあるのだろうか


ホテルのドアボーイは見事なカイゼル髭。そして背も高くとても魅力的でした


デリーで開催している平岡女史(左から2人目)の展覧会に出席。日本からお祝いに足を運んでくれたひとたちと記念写真



セレモニーには多忙中の駐印日本大使(左)も、
お祝いにかけつけてきてくれる



ゲストの瑞恵先生もお祝いのスピーチ


式典の後、野外のテラスで立食パーティー。
女性はよくしゃべる


目的地のコルカタには夜の10時過ぎ到着。空港に出迎えに来てくれたオロクさん(中央)と運手さん。最後まで一緒に行動する


あっちを見てはスケッチ、こっちを見てはスケッチ。半そででもわかるように暑い。プールで泳いでいる女性もいた


朝食後、ホテルの庭園を散歩。瑞恵先生はスケッチ。
オロクさんは手持ちぶたさそう



ニランジョンはラフチラシの英文の校正をするが、途中で投げ出す。
後でメールで送るというがあてにならない



バングラアカデミーのショロットさんに今回の展覧会の説明をニランジョンを介して伝える。特に、絵を展示するレールとライトの設置。費用はセンター持ちで必ずやる。問題ないという返事


作品を展示するのは一日もあれば十分。2時間で終わるという。
これは、まったく信じられない


展示会場をオロクさんの案内で見て回り、あれこれ注文をつける


ここで、ようやくみとも君が登場。オロクさんに説明するが、どこまで理解して実行してくれるかだ!!


展示方法やこれからのスケジュールなどいろいろと思いをめぐらす


個展会場となる印日文化センター前で


オロクさんが神殿を案内してくれた。日曜日と重なって大勢いの参拝者


とにかく人ひと。人いきれと暑さでむっとした


母なるガンジス川では沐浴している人もいた
衛生的にはとても疑問を感じるところだ


ビクトリア記念堂を見学後、庭園を散策。記念に小石をポケットに


日本領事館に出向き、チラシなどに日本領事館のクレジットをいれたいので許可をお願いする


領事館の警備は厳しい。ガードマンは何度も身元の確認をして、ようやく鉄製の門をあけてくれた


帰国を明日に控え、センターでオロクさんに最後の注文をする

これから下は瑞恵先生のスナップショット集


絵画展会場の「印日文化センター」


「印日文化センター」正面
                                                                                             加藤 瑞恵 個展