怠惰な散歩  2018年

   6月27日(木)

いろんなことが起きるものだ。今日は阿見医大病院での定期診察日。先生から現在の病状の説明を受け処方箋をもらう。そこまではいいのだ。その処方箋が奥井薬局へもらいにゆくとないのだ。さぁ大変。再発行の了解を得て受け取りに再び阿見町まで。体力がなくなっているというのに余分なエネルギー消化で疲れること倍数。

いばぶんのいろいろな雑事を済ませる。つくば文化郷界隈は実に静かだ。静かな時間は確かに進んでいく。世界中のどこかで、だれかも休みなく心臓を動かしているはずだ。生きているのだ。つくば文化郷で過ごしているとそれを忘れる時がある。

夕方、わが家にのコロコロ花壇の庭石にスズメが餌をついばみに来る。ともかく忙しい。一口二口で慌ただしく食べ飛び立つ。そして数分もしないうちにエサダイで限りなく新鮮なコメヌカをついばんでいる。食べれるということはいいことだ。

6月28日(金)

「2+7は10でぃでーす」これはディサービスの部屋」。「ああーうぉーうぉうー」これは、入居者の昼食の時間。おいらは黙してダスキンモップを動かす。呆けるとか老いるというのではなく自然の摂理には贖うことのできない現実を見ること。見ることができることです。
死是bbsしxyーーぉう、おおー」と。

自分でも頭が混乱していることを知る。一つひとつの物事に集中力が欠け、次のステップの段階で数分前のことが欠落している。ほころびたカヘンヲを拾い集め収集しようと思ってはいずくりまわってもダメ。


人はだめ駄目のの中で精いっぱい生きることしかできないなおかもしれない。素直に受容すべし。バイバイ。
 
  5月31日(木)

隣りの家では電動芝刈り機で庭の芝を刈っている。おいらはハサミでチョキンチョキンと芝を刈る。手押し芝刈り機を持っているが、その必要もないほど庭は狭い。それでも充分、満足だ。電動芝刈り機は欲しいとおもわないが電動自転車は欲しい。家庭の事情というより家計の都合でままならい。大きな収入があればと思うがそのあてもない。年内にはなんとか、がんばろう。

「セピア色」と「スリランカ」を何とか㏋アップ。今回はきつかった。前者は聞いたことを文章にするだけの作業。後者は見てきたことだけを書くだけ。こういうことがきつくなった。年齢のせいか―、無念なり。
アキタのカンちゃんから「スリランカ紀行文を楽しみしている」というメールをもらってから数ヶ月になる。まとらない、まとめられない。またまた無念なり。一編の詩らしきものと一枚の写真で今回の旅行記はカンベンしてもらおう。みなさま、よろしくでございます。 
 
   5月30日(水)

頭がモヤモヤするから散髪に行く。湯楽の里の1000円チョッキンチョッキンに行く。今日は平日で空いているだろうと思いきや先客に女性二人。剃顔だ。これが男性の倍の時間がかかる。いつもより待たされることになる。

茨城民俗学会から総会の案内。重要な会議になるので必ず出席してください。今瀬文也氏のお別れの会も予定しているという。同会を退会するつもりでいたがどうしようか迷う。

セピア色の原稿をまとめるために図書館に。どうも集中力がない。普段のぼーっ生活の影響だろうか―。どうやらぼーっも過度になると精神的にいけないようだ。気をつけなければとぼーっとしながら考える。それがいけないのだ。反省!!。
 
  5月29日(火)

本日は快晴なり。本日はやや蒸し暑いなりて。そういうことでシルバーの仕事で少し汗をかく。汗をかくなどいうのは年に何回もなくなった。冷汗も年齢とともにりツラの皮が厚くなったせいか最近はあまりない。

土浦市民会館は来年1月の成人式が終わると1年半の休館。全面リフォームの工事に入る。そのあいだシルバー9人の運命はいかになるか―。それぞれの思惑があるようだ。

夕方、突然、わが家に山王姫登場。プチプチモリモリの新鮮たまご16個もオミヤゲダ。かあちゃんと感激の涙とはいかずできるだけのお礼の言葉を連発。わが家には食べるものはなんでも有難く頂くという家訓があり肝に銘じている。それにしてもおいしそうなたまご。ありがとうございます。
 
   5月28日(月)

「過ぎ去った時間は死んだ時間」。「死ぬ力」鷲田小彌太著(講談社現代新書)。うん、なるほど。それならおいらの過去69年間は完璧に完膚なくまで死滅しているのだ。生きているのはこの瞬間しかない。昨日に戻ることはできないが、今を生きることならできる。だから、ブログが書けるのではないか。

金魚ちゃのお住まいの清掃をする。なにしろ羊水の中で食べてウンチしてオシッコという生活をしているのだから不衛生そのもの。ガンジス河は科学的には信じられない汚濁にまみれた不衛生的な河。一方で、ヒンズー教徒にとっては聖水。ああ、おいらは、。ベナレスで二度も沐浴をした、それでも生きている。

今日は体調が悪かった。それでも息抜きに草取りをほどほどにやる。夜、おぼろげな満月を見る。そこでパチリ。
 
   5月26日(土)

寒いのか暑いのかちょうどいいのかはっきりしろ!!。体温調整が鈍くなったこともあり急激な温度差で体調が悪い。それでもがんばってわが家の土手の草取りをやる。これが曲者なのだ。刈り払い機では上から下まで刈れない。そこで立ちばさみチョキンチョキンとなる。これも急斜面で手が届かないところもある。さてどうするか?そこは知恵があるよれよれおじん。見事解決策をひねりだす。結果は、ちかいうちに公開しよう。

午後、山王姫宅へ。「セピア色の青い空」の取材。薄着で出かけたせいか部屋は寒い。それに庭は多くの樹木が繁茂していることもありやぶ蚊が多い。寒い、痒いということで終わるとそそくさと帰る。

いろいろと考える。おいらは一体何が欲しいのか?何をしたいのか?わからないことばかり。それだから生きているのだろう―。
 
   5月24日(木)

整復師会の先生からスマホのやりすぎでけんしょう炎になり通院してくる子どもが多いという。おいらは庭の草取りをやりすぎてけんしょう炎になりそう。何度も手をふったりグーチョキパーをやっては深いため息。冬になれば枯れるというのに何とも無駄なことをやっているのだろう。神経質ならず伸びるままに放っておいてもかまわないのだと思うが草取りが始まると「草取り依存症」に陥ってしまう。

「雑草という草はない」と昭和天皇が言ったというが、「雑草という日本国民はいない」という含みがあったのでは―。それならすごいものだ。雑草たちにもやたらと敵が多くなった。除草剤などの毒薬をまかれたりカマやハサミでちょん切られたり、エンジン音たくましく刈り払い機で一網打尽に遭ったりとかわいそう。

久しぶりに雨上がりの朝を歩く。野辺の草花はたっぷりと水分補給をしたせいか瑞々しく輝いている。どの花も人の心を癒やしてくれる。そうかといって対価として金銭を要求するヤボなことはしない。ただ、静かに咲いている。エライものだと思う。
 
   5月23日(水)

そうだ、ブログを書こう。大相撲をテレビ観戦しながらだから真面目さに欠ける。そもそも冗談で生まれ冗談で今日まで生きてきたのだからそれも許されることだろう。

朝から忙しかった。かかりつけ医院のハシゴから始まる。まだまだ生きたいという欲のかたまりを体中にしみ込みこませ重いおもいといいながら背負っているようだ。ああ、恐ろしや恐ろしさや。お医者さんが終わるといばぶん事務所へ。オーナーいち族は田植え真っ最中(左写真)。しばらくしてタイスケさん登場。リクエストに従いモロモロの仕事をこなす。自分でも何をやっているのかよく理解できない。その合い間にいばぶんHP「5月お茶会」をUPする。アップアップだ。

ギャラリーなが屋門で24日から始まるイベントの準備を覗く。「松嶋紀代子展」(右写真)。―今回は蚊帳をテーマにし、染め、ペインティングは手間がかりましたが沢山できあがりました―と案内にある。作者は「疲れた、疲れた」と何度も呟いていた。疲れることはいいことだ。なぜならぐっすり眠れるから―。29日まで開催されている。
 
   5月19日(土)

本日は神林奨学生の採用式。東京の上野精養軒へ記念写真の撮影で行く。そろそろクビになってもおかしくないと思っているが、毎年この時期になると案内が届く。10年以上続いている。そういうこともあり理事長も80歳になったという。

今年は韓国と中国から6名が採用された。1分間スピーチで研究テーマを述べるがみんな日本語が達者だ。そして利口そうな顔をしている。

終わると上野から千葉の野田市に向かう。インドで展覧会をやった瑞恵先生が10月に銀座で個展を開く。目録を作るので相談にのってほしいとのこと。展示用の絵はともかくシルクロードの旅、コルカタでの展覧会、インドの仏跡巡りと写真の数もハンパではない。とりあえず、ランダムに写真をピックアップすることで終了。これは相談にのったというのだろうか―。どうも怪しい。
 
   5月18日(金)

チィチィスズメちゃんにパンのミミをちぎってあげる。ちぎるのが面倒になると大きいのをそのまま置く。するとドロボーカラスがバタバタと羽根の音をたておりてきて大きなくちばしでくわえられるだけはさみバタバタと飛んでいく。スズメたちはカラスの襲来で四方八方に飛んでいく。

スズメの何十倍も大きなカラスに挑む勇敢なスズメはいない。
 これはどうなっているのか。ドロボーカラスについて考える。彼は何故に横取りするのかー。結論、ハラが減っているのだ。それだけだ。

一方、金魚ちゃんは水槽が汚れ不快なおもいをしているせいか元気がない。エサに向かって突進してこない。面倒そうに「じゃ、少しは食べてはやるか」とふくれっ面で食べている。もっとも生まれた時からふくれ顔だった。そういえば、年寄りだというのにシワがない。そのかわりウロコが少しハゲてきた。オマエさんに似合うカツラはデランスでは売っていない。あったら買ってやろうと思うが残念なり。

 
   5月15日(火)

今日のおいらはシルバー仕事日。そこで、展覧会の受付けはかあちゃん。かあちゃんは川に洗濯ではなくバスで吉瀬に行く。仕事を終え会場に迎えにゆくと「今日は二人です」とニコニコ顔。来場者の数ではない。こういうことをやり遂げるということが大切。かあちゃんまだまだ元気で大いに助かる。

いばぶん事務所にある小林秀雄全集の「ゴッホの手紙」をチラチラ読む。二十代の前半、小林秀雄にのめりみ夢中になって読んだ。あの時は文庫本だった。さて、現在、どこまで脳みそに焼きつき残っているかは不明、というよりほとんど忘れている。チラチラ読みかえし感じたことは自分の言葉を噛みしめて書いているということ。すごいことだ。

これらの感想を金魚ちゃんに報告。「ホホーウ!」で終わり。そうだろうなと思う。ここ数ヶ月あまり本を読んでいない。草取りに忙しく楽しい。読書は忘れるためにするものとしたら読まない方がいいのかもしれない。うーん、わからない。
 
   5月13日(日)

涼しいうちのと朝起きるとすぐによれよれおじんは雑草取り。健康優良児のように雑草は強い。その秘密はなぜかと考える。根っこをたぐると土深く複雑に伸びている。まるで、土は隙間だらけでなんと防御が甘いとなめきっているようだ。

その根っこをウルトラパワーで引き抜く。それこそ鉄腕アトムか鉄人28号に匹敵するか勝るというパワー。(若い人には化石的な言葉だろう)、といってもよれよれおじんだからこの話はウソ。まあ、力いっぱいに励んだことだけを認めてもらおう。誰に?もちろんおいらにだ、勝手にしろというものだ。

今日から夏場所が始まる。応援している稀勢の里と高安は休場でがっくり。本日は稀勢の里ならぬ吉瀬のギャラリーでるウロウロ。それでも来館者あり。ありがたいことだ。かあちゃんの接客は下手だが山王姫がうまく対応してくれる。真似できないとかあちゃんと慰めあう。人それぞれ、それもよしとしよう。
 
   5月12日(土)

朝から強い陽射し。娘さんはお肌ご用心、お年寄りお肌に瞼を閉じる。おいらの年代になるとシワシワおばさんとの交際が多くなる。時々、ピチピチ肌のお姉ちゃんを見かけると思わずうっとり。そういうのをスケベジジィというのだろうか―。

深沢七郎に「風流夢譚」という小説があった。一時期、物議をかわし発禁となった。おいらは読んだが今はどうなっているのだろう。こちらは「東京夢譚」という写真集。鬼海弘雄という写真家の作品。さまざまな職歴の持ち主で山形の寒河江市出身。東京の乾いた景色を静かに捉えている。モノクロプリントのトーンに特色がある。玄人好みの写真だが自分のカラーを持っている。すごいものだ。

終日、ギャラリーなが屋門の店番。カンちゃん夫妻が見える。有難いことだ。
 
   5月11日(金)

ころころ花壇にやってくるスズメを観察する。朝早くからやってきてチィチィ鳴いてエサを啄んでいる。その数は6羽ほど。少し食べては一斉に飛び立つ。1羽が羽を広げ空に向かうと全員が飛んでいく。その繰り返しだ。もっとゆっくり食べていいと声をかけてもダメ。鳥は1羽飛ぶと一斉に飛ぶという習性があると聞いたが本当のようだ。

夕方、仕事を終え自宅に帰るとチィチィと電線や木々の間からスズメが鳴いて出迎えてくれる。つくば石の餌場に豪華なコメヌカを置くとすぐにあちこちからスズメが飛んでくる。どうも、おいらが観察されているらしい。

ぼーっと酒を飲んでいるとぱピチピチ肌元気印の姫丸子参上。母の日のプレゼントと真っ赤なカーネーションを携えている。かあちゃんもおいら感激。二人にはジジババで母というイメージは似合わないがありがたく頂く。。たくさんのツマミをともにうれしき晩酌。ありがとうございます。
 
   5月10日(木)

朝から寒い。もう梅雨入りしたのだろうか。ころころ花壇の花たちは無言で雨に打たれている。彼らにとって恵みの雨なのだろうか。天からのもらい水はありがたいが冷たすぎるとでもハラのうちでは思っているのだろうかー。

「岩田正+市川隆通・昭和回想のスケッチ展」の店番を山王姫と二人でやる。本日は7人が訪れる。タイスケさんの写真整理に没頭。パソコンとにらめったこしているとクビとカタがコリコリとかたまってくる。息抜きに吉瀬散策。この辺の家屋はどこも大きい。そして庭も広い。ころころ花壇とは比較にならない。

インドのオロクからメールが入る。たまにはアヌシュカと連絡をとってほしいとのこと。そうえいば3月下旬に来日してから1ヶ月半になる。「15歳です」と日本語でしっかり受け答えした少女を思い出す。展覧会が終わったら顔を見にいってみようか―。鹿嶋だからついでに海も見てこよう―。
 
   5月9日(水)

つくば市吉瀬の「なが屋門ギャラリー」で「岩田正+市川隆通・昭和回想のスケッチ展」が今日から開かれる。ところが、お天気は機嫌悪く寒さまで道連れ。どうしてこうなるのか―。エライ先生が専門的な用語を散りばめに解説してくれるがお天気が良くなるわけではない。暗雲垂れこめるスタート。

スタートがゴールのようなもので、後は流れにまかせるのみ。とにかくくたびれたオジンの貧しい顔を会期中はさらけだすことを覚悟。

明日からはヒトだけでなく猫、犬、野鳥、虫ちゃんたち何でも快く歓迎しょう。そうだ、地球に生息する生きものたちは両手を広げ抱きしめ受け入れよう。皆さま、お待ちしていますぞ!!。
 
   5月7日(月)

かあちゃんとつくば市吉瀬のながや屋門ギャラリーで9日から開く 「昭和の回想 岩田正+市川スケッチ展」の準備に吉瀬へ。いざ展示を始めるがかあちゃんオロオロ。慣れてないせいもあり次の行動に移るまでが遅い。教えても鈍くなった頭で理解するのに時間がかかる。イライラするがおいらも決してスムーズに動いているとは思えない。体力や視力が弱っているうえに薄暗い。

そんなこんなで作業をノロノロ進めていると山王姫参上。ここからスピードが違う。オロオロかあちゃんをしり目に次々と絵を展示してゆく。まるで、カメとウサギ、三輪車と自転車の違いのスピード。さすが、山の王さまと姫をあわせもつ山王姫は何をしてもそつがない。脱帽なり。

すごい助っ人の登場で予定していた作業は無事終了。山王姫には感謝、感謝のオンパレード。さて9日から開催されるがどれほどの人が見に来てくれるか―。これだけは神が知るのみ。
 
   5月6日(日)

この緑を食いながら死にたい。昨日はタイスケさんと一緒に彼が設計したお店や教会をクルマで走り回り写真を撮った。そして、終了すると土浦で二人痛飲した。その疲れがどっときて今日は朝からぼーっ。庭先に見える林をぼんやり眺めながら突然冒頭の言葉を発していた。濃淡の緑が風に大きくなびき逞しい生命力が感じられとても美しい。

とにかく体が重くきつい一日だった。それにしても昨晩、東京の福生や横浜の本牧、日出町の話題が出たのには驚いた。久しぶりに血気盛んだった青春時代を振り返る。これからは回顧談義の機会が多いのだろうか―。

夕方、山王姫にようやく電話を入れセピア色の修正箇所を聞く。そんにないようだ。とにかもういちど直そう。苦しい一日がようやく終わりました。
 
   5月4日(金)

今日の朝も寒かった。それでも暖房をいれ寒さをしのぐほどではない。ただ、太陽が雲に隠れて顔を出さないからだ。何か大きな理由があるのだろうか。きっと他人にはいえない天文学的な数字の悩みがありニンゲンさまには見せたくないのだろう。

ところがだ、久しぶりの仕事に行けば土浦市民会館は開店休業の状態。昨日も今日も利用者ゼロ。これでは館内清掃の作業は点検でおわり。そういうことで屋外の仕事イコール草取りとなる。そこで、またまたところがだ。外は青空が覗き陽射しが強い。そうだ、暑いのだ。麦わら帽子で約2時間ガンバル。年寄り3人お疲れさまでした。

セピア色の原稿をまとめるため土浦図書館へ。常陽新聞社時代の仲間とバッタリ。余裕があるのか彼は以前より太ったようだ。父の一周忌を済ませたという。みんな死んでいくということだ。「次はオレだ」というと肩をポンポン叩かれる。これは呼び水か―。それもしかりか―。
 
   5月3日(木)

朝から激しい風雨。今日の写真撮影はどうなるだろうと危惧していたらタイスケさんから電話が入る。「外からの撮影もあるから今日は中止にしましょう」。そういうことで5日に延期となる。なにかポカンと空いた時間が宇宙遊泳する。

そこで、山王姫に電話。風土記の丘のふれあい茶会は雨が降ってもやるという。そこで、気晴らしにとかあちゃんと行く。差し入れを買おうとイオンに行くがまだお店は開いていない。そこで、空手で行くことになる。

風土記の丘では石岡の元3人娘が水屋でお喋りしていた。雨は上がったが園内にはお客さんはなし。いつもならザワザワとしているがこんなお天気にはだあーれも来ない。それでも、昼過ぎには青空も見えてお茶会も少しは活気づく。毎年のことながら休まず続けるということはすごいことだ。みんなエライ。
 
   5月2日(水)

肌寒い朝だった。お天気は気まぐれだ。小松の三夜様まで歩く、といっても数分の距離だが―。坂道が多いせいかなかなか足が進んでくれない。「ヨッコラショ、ヨッコラショ」と念仏を唱えるようにゆっくりゆっくりとカタツムリのような速度だ。

そういえばカタツムリを久しく見ていない。カタツムリはゆっくりと歩く。すごいことだ。これだけ情報伝達速度が早くなったというのにブレない。そうだ、カタツムリを見習おう。

いばぶん事務所へ。水曜日でつくば文化郷は休日。だあーれもいない。静かでいいが人がいないということは寂しいことだ。タイスケさんの準備をする。必死になってセピア色の原稿をまとめる。まとまらない。明日はお天気が悪いという。そういう日に限って用件が入る。こまったものだ。
 
  5月1日(火)

FacebookとLinkedInのアカウント解約をする。やたらめったらインドからメールが届く。知り合いかもというメッセージ。だぁーれも知りません。もうたくさんだ。世界中でどれほどの人がFacebookやLinkedInを利用しているか見当もつかないがおいらには無用なものです。

いばぶん事務所で山王姫とスケッチ展の準備をする。まだ始まっていないが、今回の展示会は山王姫の手助けがなかったらどうしようもなかった。大いに助かる。感謝の気持ちでいっぱいだ。こういう場合、鶴の恩返しということもあるがそれも叶わないようだ。でも、いつか、どこかでということもあるかもしれない。期待しないで待っていてほしい。

今日から5月。だからといって飛び上がって大喜びするようなビッグニュースがあるわけではない。そうかといって絶望するようなことも見当たらない。そうだ、静かに静かに生きてゆくのだ。
 

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