怠惰な散歩  2017年10

   10月31日(火)

そうか、明日は水曜日で仕事だ―。3日も休んでいると「シルバー3人組集合掃除の出番でぇーす」をすっかり忘れてしまう。不規則な休日のせいかよく曜日を間違える。これはこまったものだ。一般的な休日の仕事サイクルで訓練された賜物としたらかわいそう。がんばれヨレヨレオジン。

「セピア色の青い空」の原稿をなんとかまとめ山王姫にメールで送る。ボケ防止にと月1回の取材を1年続けHP公開することが約束だった。それも終りに近づいてきた。さて、来年はどうしようか―。

武田花の写真集を見てヒントは得た。どうやって挑戦しようか―。珍しく悩む。そこで、金魚ちゃんに相談。金魚ちゃん曰く。まだ恥も外聞もなく生き続けるつもりか―。バーカ、勝手にしろ!!。ありがとうございます。
 
   10月30日(月)

空は晴れている。風は強い。居間から見える雑木林が大きく波打つ。明日で10月はおしまい。風が吹いてころころ花壇のコスモスがせわしく揺れる。いや、いやいやしているのだ。

ころころ花壇の手入れをする。ここ数日の悪天候でマーガレットはお行儀わるく咲いている。朽ちているのもある。おわりが近いようだ。そうだ、なんにでも終わりはあるのだ。

中古車パレットで昼食をかね小町の里までかあちゃんとドライブ。夕方、山王姫に電話。「セピア色の青い空」の追加取材。写真は撮り直そう。明日の朝、頭がすっきりしているうちに文章をまとめよう。
 
   10月29日(日)

台風22号が接近するなか石岡にあるケアハウスゼーレで「スマイルバザー」は開催された。この天候ではお客さんよりスタッフのほうが多いのでは―。予想通り昨年より出足はいまひとつ。それでもみどりのお揃いハッピを着たスタッはガンバルのだ。今日のハレの日のためにどれだけ時間をさいて準備してきたのか―。「おばちゃんショップ」コーナーからいちだんと甲高い声が聞こえる。

かあちゃんは台所目線でネギやハクサイを買い求める。スーパーの半値だと喜色満面。笑いは健康のもと。出っ歯でもすきっ歯でもいいから恥じることなく大笑いすること。そうすればみんなみんながハッピー、ハッピーというもの。

ともかく悪天候のなか全員でガンバリました。お疲れさまでした。お願い!!。みなさん、明日まで疲れをおんぶにだっこしないでね!!。
 
   10月28日(土)

シルバー3人組は一所懸命に仕事に励む。昼休み時間にダンボールで野良猫のお家づくり。ここ数日、お天気がはっきりしない。それじゃお家がない野良猫ちゃんがかわいそうと励む。白ちゃんと命名。まだ警戒心が強い。いつになったらシルバーになつくやら。

仕事帰りスズキパレットの軽自動車を受け取る。車幅は狭いが天井が高くて車内が広々と感じる。さて、これからどれぐらい乗れるのやら―。神のみ知るぞというところか―。

小雨ぱらつく夕方、仕事帰りの姫丸子わが家にたくさんの食べ物を持って登場。黒いバナナを見て納得。食べ物は主菜から酒のつまみにフルーツまでと盛りだくさん。これなら3日はなにもしなくて食べられるとかあちゃんと手をとりあって感涙、感謝、感激。姫丸子さまありがとうございます。そしてごちそうさまです。
 
   10月27日(金)

今日の青空はハッピー色にそまりとつてもなく着ぶくれしたような青が空いっぱいに広がる。空はなぜ青いのかと考えることはやめにしてお目んめをしっかりあけ空を見上げる。空はなにも語らず。お空さまから見たらあまりに小さな小さなおいら。はたして、おいらを見つけることができるだろうか―。

つくば文化郷オーナーの依頼で仏画の写真を撮る。オーナー、おぼつかない動作でシャッターを切るおいらを見て苦笑。おいらは老眼と闘い必死。どうにかおわる。結果をどうなるか。まぁ、インチキカメラマンだから勘弁してもらおう。

姫丸子から深飲み注意のメールあり。ああ、ありがたや、ありがたや。きっと、ダンナの二日酔の醜態を見ているから手にとるようにわかるのかもしれない。ああ、用心用心。でも、まだまだ続くと思います。バイバイでーす。
 
   10月27日(金)

朝から二日酔いに苦しむ。ここ数日飲み過ぎだと自覚しながらもまた飲むという悪循環。ほどほということを知らない。これまで何度二日酔に苦しんできたことか。それでも懲りないのだからバカというよりほかない。さらに、酒好きはそれを承知で飲むのだからバカを通り越しているのかもしれない。

所用があって市内へ。クルマを駐車さしようとしていると偶然にも元相棒とばったり。朝早くからあちらこちらに飛んで情報を仕入れているようだ。彼には二日酔いの苦しみを経験したことはないはずだ。なぜなら、酒を飲めない体質的そうだ。それもかいそうなこと。

午後、「セピア色の青い空」の取材。昼食にと山王姫が作ってくれたくりごはんはおいしそうだが食が進まない。少しだけごちそうになる。帰りにくりごはんとおしんこを頂戴する。おまけに「いいちこ」の焼酎1本。ありがたいことだが本日は素直に喜べない心境。それは贅沢というものなり。ありがとうございました。
 
   10月25日(水)

全国の子ども7人にひとりが貧困にあるという。さて高齢者はどうだろうかとシルバー3人組は考える。3人のばあいは100パーセント貧困にある。週2日だけの労働ではきつい。異国同音にせめて週3日は働きたい。

外は小雨がぱらつく。3人組に同情する涙雨かー。涙では食えないのだ。おかしなこともある。野良猫が土浦市民センター裏手にある駐車場の隅に現れるようになった。白くてかわいい捨て猫の子ども。動物好きのシルバーおばさんは高価なキャットフーズを買ってきてあげるようになった。

貧しいといっても貧しくないのではと考えこんでしまう。人生いろいろ模様ということを学びました。
 
   10月24日(火)

本日は寒し。ハナミズがそろーりそろーりと流れる。これを水っぱなというらしい。これからの季節は身近な親戚としてつきあいがはじまる。迷惑なことだがこれも生きているという証かー。

広報「つちうら」をみていたら11月の無料相談が載っている。その数18。その中に貧乏脱出相談はなし。これはどうしたものかとクビをひねる。市民が悩んでいるのは貧乏からの脱出をいかにするかではないか―。いちばんの人気メニューがない。怠慢だ。

姫丸子にプレゼントしようと思っていたシマバナナは縁側で干していたら黒くなって食べられない。残念無念なり。またの機会に譲ってもらおう。ごめんなさいです。
 
   10月23日(月)

台風がやってきた。いつもの顔をしてやってきた。ころころ花壇に咲くコスモスは腰ふりふりダンスをしている。しかし、ここ数日踊りっぱなしで疲れはてたのかコスモスは倒れる。残念なり。

「セピア色の青い空」小冊子作りに励む。本を読む。励む読むの不連続は午前中続く。そこに居眠りが加わるから正確には励む読む眠るとなる。

午後、つくば文化郷オーナーと元相棒の三人で水戸のご老公宅へ。おいらの役は道案内人。常磐道から見る青空も小松でぼんやり見ていた青空も同じ青空。青空は自分が青空であることを知っているのだろうか―。考えただけで眠れない。そこで考えをストップ。ウーロン杯を飲んで寝ることにする。バイバイでぇーす。
 
   10月22日(日)

小降りになっ夕方、ころころ花壇を眺めながらブログを書きはじめる。ラジオからは1970年代に流行った「ナオミの夢」が流れている。琥珀色のウーロンハイに柿の種。こうなると台風などなんのその。金魚ちゃんは「去るものは追わず」とばかりに台風一過を静かに待つ。さすが、おいらの金魚ちゃんは賢い。

セピア色の冊子作りに励む。疲れると「ゴッホの証明」「2006年版ベストエッセー」を交互に読み、眼がチラチラしだすと居眠り。昼メシまえにとビニール傘をさして投票所へ。悪天候で投票率は低く担当者はあくびをこらえているだろうと予想していたが意外にも多くの人が投票している。そして夕方、ブログを書き始める。すべてが水の流れのように進んでいく。こんな日はじたばたしてもしょうがない。

夜がだんだん近づいてくる。でも夜は朝になるとどこかへ消えてしまう。そこで、深い哲学の道にはいる。明け番の夜はどこへゆき何をしているのか。そうやって一日は終える。うん、納得納得。そうだ、明日の朝食は納豆ごはんにしよう。
 
   10月21日(土)

シルバー3人、外をみながら「今年の天気は異常だ。これじゃ体の調子がおかしくなってもしょうがない」と愚痴りながら「よっころしゃ」と声をあわせ腰をあげる。天気が悪いせいかシルバー3人元気なくそれぞれの持ち場にモップ片手に向かう。

昼になっても雨はやまない。大ホールから中学生たちの吹奏楽の練習音が休憩室まで響く。「あの年ごろは元気だった」とシルバー3人。時計を逆戻しはできない。大きなため息をついて雨音とともに聴く。

夕方、ふるさと通信社長から電話あり。マックで会う。息子も同席している。サッカー少年だったと聞いていたが今はりっぱな青年。青年には未来を描く白いキャンバスを持っている。それだけでも素晴らしいことだ。その後、「亀の市」の打ち合わせに。20人ほど参加しているがなんとなく座り心地が悪い。これもしかりなり。
 
   10月20日(金)

かあちゃん、ころころ花壇のコスモスを見ながら「ほんとに、ヒマワリは雨にうたれても咲いて強いね」。ヒマワリはすでに花は散り茎は枯れ朽ちようとしている。ヒマワリとコスモスを見まちがえている。おいらだってコスモスとヒマワリの違いぐらいは知っている。いよいよ、くるものがきたのか―。愕然とする。

かあちゃんはカスミに万引きにとうちゃんはジョイフル山新へ万引きに行きました。昔ばなしをぬりかえるような事態になったのかと愕然。
さらに物語りは続く。よたよたヨレヨレおじんとおばんは万引きの現行犯で警備員に捕まる。取り調べ中に「ほんとうにヒマワリは強いね」とかあちゃちゃん連発。とうちゃん「コスモスだよ」の連発。警備員は唖然。

この物語は金魚ちゃんにエサをやりながら思いついたのだが、いつどこでどんなふうに現実となるかわからない。ああ恐ろしや恐ろしや!!。金魚ちゃんはなにも語らずエサをパクパク。ごりっぱだ。ああ、おいらもこうなりたい。お願いするが沈黙。愕然。

こうして今日も終わりました。サラバです。
 
   10月19日(木)

朝から雨がシトシト降る。そして寒い。本格的な冬を迎えようとしている。軽自動車購入の手続き終える。車体の色はかわいい娘さんが乗るような感じ。スズキパレット金系クリアベージュメタリックという舌をかみそうな色。これにジジババが疲れた顔をして乗っている姿を想像すると吹き出してしまう。色にこだわっている場合じゃないのだ。世界に共通するのは万事がお金。

さまざまな問題はお金で解決することがほとんどのような気がする。その理由を金魚ちゃんに訊く。若いころからはぐれ者として生きてきたツケがまわってきたのだ。ツベコベいうな!。口惜しかったら知恵をだして働け。まいりました。

金魚ちゃんの声に耳を傾けながら雨音を聞く。金持ちにも貧乏人にも雨は平等に降る。エライものだ。(写真は現在のいばぶん事務所)
 
   10月18日(水)

久しぶりに青空が広がる。さて、この大きな青空の行き先はどこを終点にしているのだろう。遠い遠い宇宙の果てにばかでかい青いカーテンをひろげているのだろうか―。いちどさわって見たいと思うが叶うはずもない。自然の超偉大な産物なのだろうと思いせいぜい地上から今日の青空を眺め感謝する。

ながみね温泉で今日の疲れを癒す。平日の午後4時ごろは空いている。風呂あがりにヘルストロンの椅子に座ることができた。いつも満員でなかなかお世話になることができない。隣のおばさんはいびきをかいて寝ている。よほどハッピーな極楽世界を旅しているのだろう。

夕方、詩人で翻訳家のT女史からしばらくぶりに電話が入る。二ランジョンはどうやら彼女をも巻き込んでいるよう。これからどうなることやら。二ランジョンにふりまわされないように放っておいたらとアドバアドバイス。スリランカの旅行案内が届く。これもどうなることやら―。
 
   10月17日(火)

雨は降る、雨は降る、人馬は濡れる―。馬はいないがかあちゃんはいる。かあちゃんは風邪気味で朝食のあと風邪薬を服用して布団にもぐりこむ。コホン、コホンとかそぼい咳が静粛な寝室(?)から時おり聞こえる。病人がいる部屋には冷たい空気ばかり。あたりさわらずと静かにわが書さい(?)で本を読む。

昼すぎ、いばぶん事務所へ。オーナーと会う。忙しいひとだ。忙しいひとはヒマなひとよりたくさんの空気が必要なのだろう。。そのせいか吉瀬の集落にはみどり濃く深く静謐な空気につつまれている。

懸案だった軽自動車の購入手続きをする。いろいろあった。とにかく、20年超乗り楽しませてもらったクルマとさらばだ。これこそバイバイなり!!。
 
   10月16日(月)

よれよれオジンへの至上命令だ。遠くなったという耳の穴を大きく開けてききたまえ。白地図に未来を描くこともできなくなったオマエさんの使命はブログを毎日更新すること。自分の日々の義務として課せることだ。そうでないとボケの進行が常磐線の特急電車から新幹線並みの速度になり、さらには飛行機へといっきに加速する。その踏んばりどころとしてブログを更新するのだ。はい、わかりました。

オマエさんのブログに内容の質を期待するのは誰ひとりいない。せいぜい、ハラを空かした金魚ちゃんが吠えるぐらいだ。気取ることも媚びることも高尚ぶることもない。自分の気持ちを素直に書けばいいのだ。

そういうわけで今日のことを書く。朝起きる、朝食はパン一枚と葉っぱ少々。昼過ぎに映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観る。期待したほどでなかった。夕方、焼酎を飲む。そして寝る。サラバだ。
 
   10月15日(日)

小雨がぱらつく本日、つくば市内のホテル東雲で開かれた故西谷隆義氏のお別れ会に山王姫と出席。参列者約150人が故人を偲ぶ。西谷氏とはいろいろあった。楽しい思い出も不愉快な思い出もある。いまやすべて夢幻。久しぶりに残された愛妻とご対面。力強い握手をする。温かく柔らかくしっかりした感触。元気そうでよかった。

会場には大勢の知り合いの顔が居並ぶ。みんな年寄りになった。外の小雨はまだ止まないのだろうか―。きっと、なみだ雨だろう。70歳を記念して出版した「霊峰筑波山と徳一大師」。あとがきに余命30年と決め自分に課していた。それもならず霊界に旅立った。これこそ無念なりというものだろう。

お別れ会で同席したN氏の案内で山王姫と雲竜の宿泊先の下見。これから、いろいろと山王姫と相談して決めよう。なみだ雨はまだやまない。
 
   10月14日(金)

雨の日はしょうがない、雨の日はしょうがない。そんな歌があった。「土方を殺すには刃物はいらぬ。雨が三日も降ればいい」といったものだ。それを実感したのは鉄筋工員として働いている時。屋外の仕事は天気が左右する。

今日のシルバーの仕事は番狂わせ。亀城公園で開催予定だった薪能が土浦市民センターに変更。原因は雨だ、雨が屋外の薪能を拒んでいる。そのしわ寄せがハッピーとなる。会場はどこも関係者以外立ち入り禁止。そこで、ひととおりの仕事を終えるとやることがない。普段なら外回りの清掃だが、今日は雨。

そこで休憩となり終了時間を待つ。沈黙のジジババ3人はそれぞれのスタイルで眠る。朝早くから仕事をやっているからよく眠れる。これはうれしい。外の雨は止まない。
 
   10月13日(金)

朝から空がこまった顔をしている。さらに涙まで流している。涙は地面にたたきつけられピシャンピシャンと音まで伴っている。そのせいか気温も低く肌寒い。それらの事情がもつれあって気分もすぐれない。こういう日をなんというのだろう。

いばぶんに行く。事務所のドアを開けると大きな書棚な3つもならんでいる。驚く。オーナーが本棚をあげるといっていたのを思いだす。いつになるだろうと期待していたが突然の登場である。いばぶんには書籍らしきものはあまりない。売れ残っている「石岡浪漫」数百冊。販売努力をしないからいつになったらなくなるのか予想もできない。

静かに整理に没頭する。雨は止まない。時おり激しく庭の芝生をたたく。こういう日は読書に限るのだろうと黒井千次の短編集「一日 夢の棚」をぱらりぱらりとめくる。なんでもない一日の仔細なできごとが描かれている。その一日が積み重なり今日まで歩んできた。雨は止まない。
 
   10月12日(木)

近所の猫がやってきてわが家のころころ花壇の隅っこでで気持ちよさそうに朝のあいさつ。しばらく座り込んでいると満足したように匂いを嗅ぎ両脚で土をかぶせる。そしてなにごともなかったように隣の家へ歩いていく。白と黒のブチだ。大地は広い。いつでもどこかでも排出可能だ。エライものだ。自然と完璧に共存している。見習うべきだ。

花火大会の写真を姫丸子に届ける。元気そうに働いている。エライものだ。タイヨーで買い物。こんばんのおかずは1匹98円の秋刀魚。わが家に秋桜が咲いている。カタカナで書けばサンマとコスモスに変身する。日本語は不思議だとつくづく思う。

夕方、瑞枝先生から電話あり。久しぶりだ。スリランカ旅行に誘われる。時間はあるが金はなしと近況を報告。ひとには貧乏依存症と金持依存症のふたつの症例があるらしい。すごい世界だ。
 
   10月11日(水)

NHKテレビシブ5時を見ながらブログを書く。もちろん片手にはウーロン割の焼酎。テーブルにはでんと灰皿が鎮座してメビウスソフト6と100円ライターが連れそう。そういう状況のなかで書かれるブログには真面目さがひとつもない。ノートパソコンのキーを黙々と打つ。ニュースが流れる。目線はあがりテレビに向く。ここまで一気に書くがどう欲目で見ても公開するような内容でない。そうだ!と、切り捨てる声はなかよし金魚ちゃん3人組。

昼ごろ、姫丸子からメールが届く。体調はいかがですかという気づかいに感激。おいらのブログに一喜一憂している麗しき姫もいるのだ。金魚ちゃん、まいったか。ざまぁーみろというものだ。おまえさんの友だちは鯉のぼりのように連なる黄色いウンコだけ。ああ、かわいそう。

そういうことで本日は店じまい。店じまいしたシャッターの奥から皆さまの明日への明るい話題が広がることを願う。サラバだ。
 
   10月10日(火)

朝露に濡れた土手の草刈りと枯れ木3本を切る。今日は夏日で暑くなると天気予報士の姉ちゃんうれしそうに口をパクパク。暑いということは年寄りにはどれほど辛いのかを分かっていないようだ。教育が悪かった。国民全員で懺悔。そういうことで、早朝からのころころ花壇ところころ菜園の手入れ。

この季節になると雑草が伸びる力が衰える。よっこらしょよっこらしょと顔を出すがいまひとつ迫力がない。ふやけて生気がないのだ。おいら、カマを器用に扱い根っこをほじくって引っ張ると素直に引き抜かれ地上とサラバする。夏日に喘ぎながら格闘していたのが嘘のようだ。

午後からいばぶんへ。ふるさと通信の社長が来訪。いろいろと情報を手繰り寄せる。しかし、役立つ情報とは何なのかと考え込んでしまう。金魚ちゃんに報告。限界を知るべきというお達し。その限界がよくわからない。サラバです。
 
  10月9日(月)

体調悪し。完璧な酒の飲み過ぎだ。それでも夕方になると飲みたくなる。だから飲むのだ。酒と煙草のない人生なんて考えたくもない。

7日、姫丸子の招待で土浦花火師競技大会を観覧。場所は桜川が目の前にあるという最高のポイント。寝ながら大玉の華にうっとり。迫力満点。姫丸子さま、有難うございました。

8日、昨晩の疲れでぐったり。寝たり起きたりで終日ぼーっと過ごす。すこぶる空は晴れて庭いじりには最高。それでも体は動いてくれず。

そして、本日も体調悪し。とにかく歩いてみようと2時間近く歩く。いばぶん事務所へ行き気分転換をはかる。それでも体調悪し。ながみね温泉で湯に浸かり少しは快復。そして酒を飲む。すこぶる気分がハイになる。こまったものです。
 
   10月6日(金)

選択肢はないのだ。シマバナナをとるのだ。ナギナタを手にいざ山王姫宅へ乗り込む。作戦は、脚立に山本丸姫がのりナギナタでバナナの茎を一刀両断。山王姫とかあちゃんが青いビニールシートをひろげ落ちてくるバナナを受けとめるというもの。奪取作戦はみごとに成功。

予想したよりバナナは小さかった。やはり石岡は沖縄と比較するとぐーんと気温が低い。そのため発育がとまり朽ちていくのだという。それでも、おばん連合の戦いはうまくいったのだ。拍手、拍手。収穫されたバナナは軒下にぶらさげられ黄色く熟するのを待つ。

庭のベンチから椎の木を見あげる。見事な大木だ。立て込んできた木々で母屋が覆いつくされそうで恐いぐらいだ。自然というものの力強さをあらためて知る。よほど土壌が草花や樹木に適しているのだろう。そうでなかったらバナナも実をつけないはずだ。

帰り際、脚立なしで届くバナナをナギナタで切り落とす。わが家へのお土産とする。さらにけんちん汁と炊き込みごはんまで頂戴する。ありがとうございます。かあちゃん、夕飯の支度をせずにすむとニコニコ顔。こうやって、張り切りジジババの一日は終わるのでした。健康で元気でいられることに感謝。
 
   10月5日(木)

「セピア色の青い空」の取材をしたのは今月2日。その日の深夜に書き終えたがしばらく眠らそう。そして、今日、いつまでも漬けっぱなしのおしんこではいけないと校正を山王姫に送る。どうなることやら。

夜、かあちゃんと食後の散歩。丸い丸いお月さまを見るのだ。外は暗い。あたりまえだ夜だから。お月さまが雲間に見え隠れする。きれいだ。

姫丸子がたくさんおおかずを持ってきてくれる。有難いことだ。明後日の花火大会の案内も。ただ、土曜日は仕事。会場に着けるのは早くても4時すぎ。連絡をしなくては。お天気も気になる。明日はバナナとり。これもお天気が気になる。いずれも、なんとかなるさ!!。
 
   10月4日(水)

コスモスが咲いた
コスモスは咲いた
コスモスも咲いた

ひとは
やさしさというころもに
だかれていきたい

コスモスが咲いた
コスモスは咲いた
コスモスも咲いた
 
  10月3日(火)

養老猛司の「人間科学」を読む。―私は意図的にヒト、人間、人を書き分けてきた。ヒトはむろん生物学規定である。人間とは社会的に規定された人である。さらに「人」とは、両者の意味を含んだ、もっと広い意味に用いている―」。小難しくて面倒だ。すべてをひっくるめてひらがなで「にんげん」としよう。

さて、そのにんげんさまであるおいらの今日はどうだったのか。二日酔い気味で体調はよくなかったが、夕方には山王姫からいただいた焼酎「いいちこ」をチビリチビリと舌でなめまわし喉を通して胃袋に流し込みブログを認める。空き缶、空き瓶通信は疲れも知らず恥も外聞もなく神も仏も恐れず綿々とつづくわけだ。ざまあーみろと絶叫!!。

そういうことで「人間科学」の講義は終了です。どちらさまもこちらさまもあちらさまもどこまでこの無茶苦茶ブログを理解していらっしゃるかは問いません。おわり、さよならです。
 
  10月2日(月)

「セピア色の青い空」の取材で山王姫宅へ。雑談しているうちに「裏庭にアケビがたくさんなっている」と山王姫。アケビの思い出はおいらの母につながる。食べ終わったアケビの皮に味みそをいれてあげた味をしっかりと覚えているからだ。そこで頂戴することに。

はしごをのぼりたわわに実ったアケビをとる。とってもとっおてもある。ここは土壌がよく栄養満点。そのせいか立ち木も大きく伸び草花の育ちもいい。アケビを20個ほどいただく。さて、かあちゃんにお願いしておふくろのような味に作ってもらおうと思うがどうなることやら。

昼食に盛りだくさんの豪華おでんをいただく。とてもおいしかった。ごちそうさまでした。山本姫登場。金曜日にバナナをとることを決める。さて、どうなることやら。
 

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