怠惰な散歩  2014年

   7月31日(木)

7月最後のブログとなる。だるい体にムチをうち書く。

朝、一匹だけ生き残っていた金魚ちゃん死す。朝刊を取りに行く時は生きていた。それなのに朝食を終えて覗いてみると水槽の底に沈み動かない。かあちゃんと「寿命だねー」と話し、長い間楽しませてもらったことに感謝して庭に埋める。

昼、8月2日に開かれるどんぐり山観察会の準備にとみこさんと現場に行く。
どういうことをやるのかといえば、観察会当日に子どもたちが 一匹でも多くのカブトムシやクワガタが見られるようにと木々にエサをなすりつけておくのだ。
甘い蜜で昆虫たちを寄せ集めようという作戦。大人はずるい、ずるいと呟きながら林の中を徘徊してなすりつける。当日はどうなるかわからないが、二人で汗をかきながら1時間ほどで終わる。
右写真が、昆虫を誘いこむために用意されたジャムなどのあまいー、あまいー食材。ニンゲンでも十分食べられる。

夕方、ジョイフル本田で一匹23円の金魚を五匹買う。数年前に購入した時は25円だった。2円値下がりしている。驚き!!。
さて、何匹が生き残り楽しませてくれるか―。神だけが知る。
 
  7月30日(水)

 暑い日が続く。この暑さを乗り切らなければ明日はない。そうだ「オジンに明日はないのだ!!」。
ところがオジンはのほほんとして明日も確実にあると信じる。それで明日の予定をひもとく。
何もないのに地上空前の大仕事を夢想する。エライ!!。

仕事帰り、阿見町のふれあい公園を散歩。
途中、携帯に電話が入る、S氏から。夕方4時の待ち合わせを思い出す。
完璧なほど約束を忘れていた。見事なぐらいで自分をほめたいぐらいだがそうはいかない。
あやまりを繰り返し、何とか用件を電話ですませる。

公園を散歩するが気分はハレない。
すかっとしないまま散歩を終えて帰宅。
焼酎のウーロン割りを一杯。気分がハレる。勝手なものだ。
 
   7月29日(火)

朝、思いついたように筑波山の写真を撮りに行く。気分はハレていないが空は晴れている。
筑波山は深緑の田んぼを座布団にして鎮座している。なだらかな稜線を見せ天空には白い絵筆で掃いたような雲が流れている。それなりに写真を撮りCROSSへ。

CROSSへ到着するなり、CROSST&Tのインタビュー記事の取材で相棒と東海事業センターに行く。
途中、東海村の村松山虚空蔵堂に立ち寄り写真をパチリパチリ。

インタビューは相棒がやりのよれよれおじんよれは野次馬なり。分かったような顔をして聞いているがチンプカンプン。おまけに居眠り。研究者の世界は暗号だらけ。

夕方ながみねで汗を流す。ガラガラに空いている。湯ぶねで太鼓腹をなでながら考える。
150円の幸せとうはこういうことか―と。
 
   7月28日(月)

みんな一所懸命に生きています。
みんな一所懸命です。

それからのことはわかりません。
これからのこともわかりません。

今晩はなんとなく感傷的です。
母ちゃん介護出張で中留守。
それだけもないのですが、何となくセンチメタルな気分です。

ヒトはいろいろと考えることができるだけでもエライと思います。
そして、それだけ弱い動物でもあるのです。
 
  7月27日(日)

 昨日は「インド仏教美術研修の旅」説明会に出席。午後2時集合だったが、常磐線の「快速電車」ならぬ「快眠電車」に乗り合わせたせいか乗換駅の柏駅を通り越して気がついたら松戸駅。あわててUターンとなり遅刻すること30分。それでも諸手続きを済ませ11月の出発を待つこととなる。

夕方、「荒川沖東の夏祭り」反省会に出席。たんと酒を飲む。そのせいか、今日はやや二日酔い気味。だらだらと本を読みながら過ごす。

今日はやたらめったらに暑い一日だった。かんべんしてくれと金魚ちゃんに手を合わせるがまだら模様の現人神もぐったりパクパクとする呼吸も大儀そう。しばし、金魚ちゃんと暑さを共有できる歓びに浸りならながらにらめっこ。バカみたい―。

写真は昨日柏駅で見た夏祭り。
「荒川東の夏祭り」を地上最大の夏祭りと思っていたがスケールの大きさにがっくり。
勝手に騒いでいろと吠え後にする。
 
  7月24日(木)

今日は暑かった。しかし、CROSS事務所はサービス過剰なぐらいに冷房が効いている。1時間もパソコンとにらめっこしていると肌寒さを感じるぐらいだ。
文句はいえない。
自分のデスクがあるだけでも感謝をしなければならない。
震えながらでも給金ももらえるのだ。
偉大なる神に感謝をしなければならない。
冷房が効きすぎて風邪をひいて欠勤しますという言いわけはタブーだ。

さて、「阿見町ぶらり紀行」は企画倒れということで無期限延期と決める。
どうしても次の展開が描けない。さわりだけも近いうちに公開してよれよれおじんの力不足をさらけだそう。

かあちゃん今晩も留守。家出ではない。「後悔したくない」という愛する義母の介護だ。
みんなで頑張ればそれなりに川の水は流れるのだ。
「後悔したくない」という覚悟に万雷の拍手を送ろう。
 
  7月23日(水)

体調が悪い。どうも昨晩は飲み過ぎたようだ。朝から頭がぼーっとしている。ぼーっの満開だ。
昼過ぎ、そそくさとCROSSへ。そそくさと仕事をして帰る。

夕方、メールを開くと山王台の姫からメッセージが届いている。カミナリ被害の傷も癒えメシが食えるようになったという。よかった、よかった。

しかし、よれよれおじんは朝からのぼーっは継続中。
ポリポリカリカリ柿の種を食べウーロンハイを飲みながらぼんやりとテレビで大相撲観戦。

かあちゃんは留守。ぼんやりと晩飯のこと考える。肉にするか魚にするか。黙考―。
しかし、考えているだけでは食卓に上がらないのだ。黙考―。
意を決してドンキへ。結局、一番安いのり弁となる。

数日分まとめ、久しぶりにHPを更新。
毎日の楽しみがブログ更新だという情けないオジン。なんとなく自分で自分を労わる。
 
  7月22日(火)

 CROSSの企画委員会にオブザーバーとして出席。たっぷり昼寝したので13時開始に遅れて会議室へ。会議室にはとても偉そうな人びとが真剣そうな顔を連ね着席している。部屋はよく冷え寒いぐらいだ。HP用に写真をパチリパチリ。

会議終了後、場所を移動して行われた「研究懇話会」会場へ。今回はいつもより参加者が多い。3人の講演を聞く。どこまで理解しているのか不明。講師の言葉が耳を通過するだけで残らない。虚しい。

懇話会が長引いて久しぶりに遅い帰宅となる。
最近では珍しく今晩の食卓は賑やか。「花盛りのお膳」。

ああでもないこうでもないと無駄口をたたきながら飲みメシを食べる。
ああでもないこうでもないと言いながら時間が過ぎ布団に入ればばたんきゅー。りっぱなものだ。
 
  7月21日(月)

 「東の夏祭り」の会場撤収の日。朝6時より道路清掃。ハレの日の後始末は役員の大切な仕事。ひたすらにオジサンたちはゴミを拾う。ゴミはみんな汚い顔をしている。
これはまだ序の口。本番は8時から。

今日は休日のせいか参加者が多い。60人を越している。こういう作業は頭数で決まる。いつも一日がかりだったのが半日で終了。昼食はまたまたカツ丼。今度は腹七分でハシを置く。

撤収を終えてからはひたすら休む。夕方ブックオフまで自転車で行く。子供と若いママたちが多い。オジンの姿はまったくといいほど見えない。100円の新書版コーナーを丹念にみる。興味津々の本はたくさんある。どれを買うにしてもさては最後まで読み切れる気力と体力があるかー。どうも自信がない。こまったものだー。
 
  7月20日(日)

 「東の夏祭り」二日目、ということは最終日。担当役員は朝8時集合へ遅れること30分。到着すれば朝の作業はすべて完了していた。おそらく、ヒマおじさんたちは7時過ぎにはお仮屋に顔を出しああでもないこうでもないと金魚のように口をパクパクさせながら手足をうごかしたのだろう。どことなく朝の挨拶に爽やかさを感じる。

さて、記録係の役目としてカメラをぶらさげ自転車のペタルを踏みポイント付近でパチリパチリ。とにかく疲れる。ペダルを漕ぐ足の太ももに痛みを感じる。これは決して快感とはいえない。苦役だ。

「東の夏祭り」はシャシャンで終わる。みんなで「お疲れさま、お疲れさま」と連呼しながら三々五々散る。こうして、オジンたちの疲労困憊の夏は過ぎていくのだ。
 
   7月19日(土)

「東の夏祭り」が今日から始まる。当番町の役員一人としてのお役目は「記録係」。要は二日間くまなく写真を撮っておくようにとのお達し。これは体力が要求される。なにしろほかの担当係は二人以上なのに一人で対応しなければならない。一丁目から三丁目まで歩き通しとなる.とてもじゃじゃないがアゴを出してしまう。そこで作戦を練る。

山車の後ろは要所だけを自転車で回ること。
全ての項目にわたって手抜きに徹底すること。
無料の飲食物は二人分摂取すること。

夕方、思わぬ敵のどしゃ降り。
写真どころではない。さっさと帰り野球のオールスターゲームをテレビ観戦。
大谷投手の162キロの速球にぶったまげる。

祭りの終了間際、会場にそそくさと顔を出してアリバイ作り。
別に悪いことをやっているわけではない。所用があって祭りに参加できず何もしていない役員もいる。
それなのにビクビクすることもないのに根が真面目というかか細いというか情けない。
どしゃ降りは情け雨だったのか―。
 
   7月18日(金)

町内会の一員として祭りの準備のために荒川沖東公民館へ。このような会合にはいつも時間ギリギリに参加しているので早目に家を出る。朝8時集合だというのに大勢の人が集まっている。それも白髪や頭髪を失ったか失いつつあるオジサンばかりだ。要するに全員がヒマなのだ。弁当は50個注文しているという。

さて、テント張りなどの作業となるわけだがスピード感に欠ける。それに緊迫感に欠ける。無駄話のテーマは自分の健康状態。相手に探りを入れたり自分の健康を誇示したりとスパイ合戦をやっているようだ。昼メシをごちそうになり用事があるからと会場を後にする。相棒に今日は休むからとTEL。この時間に欠勤を伝えるとはどういう神経をしているのだろうと自分を疑う。

午後、石岡のケアハウスゼーレで開かれるお茶会のお手伝い。着物好きのかあちゃん久しぶりに和服姿で出かけられることにうれしそう。少し、厚めの化粧をしているようだ。

さて、茶会はそれなりの成功をおさめ終了。初めて見るお年寄りもいるし前回参加したお年寄りの姿が見えなかったり―。前回開催から2カ月の間にさまざまなことがあったようだ。
 
  7月17日(木)

早朝、世界の平和と荒川沖三丁目住民の幸ある一日の幕開けを祈りながら庭の草むしり。借家とはそれなりの時間を過ごせば愛着もわくというものだ。雑草は抜かれるまま何も語らず次々とバケツ放りこまれる。

健康的な朝の時間だ。再びの喜びに浸ろうと深呼吸。ところがそのたびにクシャミが出る。
どうしたものか?。誰かよからぬ噂話をしているのか―。
世の中には不自然で予期もしないことが時々刻々と起こるのだ。

喜びとか悲しみは誰が救いの手をさしのべてくれるのだろうー、と空を見上げる。空は青い。青には希望がある。紫色のアサガオも花びらを広げている。葉っぱには緑の水滴が輝いている。緑は安らぎを与える。

そんなこんなで今日の幕開けとなったが、さて今日の一日をどうして過ごしたのかはぼんやりとしか記憶していない。こまったものだ。
 
   7月16日(水)

あやしげな日本語でソデの下を求める。それは美しくない。どこか卑怯で貧しい精神がのぞく。夏の空に花びらを広げるムクゲのような清楚さに欠ける。どうして、そういう心が生まれるのかと一匹だけになった金魚ちゃんに聞く。

しっぽを振って答える。「よきにはからいたまえ」。ああ、何とも寛大で太っ腹なお方だろうと思わず手を合わせる。

さて、阿見町を舞台にしたぶらり記の進捗状況はどうなっているのかといえば、それなりのテーマが決まりスタートするかに見えたが足踏み状態のままだ。そこで、再び金魚ちゃんに問う。
「どうしたら電車は走りだすのか?」
「よきに悩みたまえー」。
神の声には清楚な美しさがある。お休みなさい。

 
筑波山神社に絵画を奉納しました
   7月14日(月)

水戸のご老侯と相棒の三人で徳一調査で福島県へ行く。薄曇りの空はゆっくりと雲をなびかせている。忘れ物を思い出したように時々青空も現れる。カンカン照りより今日のような天気の方が体には楽だ。考えてみれば全員が還暦を過ぎたオジンばかり。ようしと踏ん張り意気込んでみても体力がついてきてくれない。そろり、そろりと予定の寺院を巡る。

三春の福聚寿で芥川賞作家で住職の玄侑さんから話を聞く。本坊は徳一とは関係ないそうだ。関係なくて関係あるように想像を働かせる。嘘も方便というものだ。そこか面白いと思うのだがご老侯はなかなか承知しない。まぁ、それぞれの考えがあるのだからとあっさりと引っ込む。

山王台の姫から電話あり。雷でインターネットがつながらなくなったPCの修理をどうしようか?。「今、福島だから明日電話をする」と返事。姫はPCの不具合が生じるとパニックになる。これはよれよれおじんも同じだが―。

何処のオジン、オバンたちもPCという怪物に振り回されているのかと思うと可笑しくなる。「笑ってごまかしているわけにはいかないのだ」という姫の声が聞こえそうだ。クワバラ、クワバラー。
 
 7月13日(日)

今日は荒川沖東夏祭りの準備。町内役員のオジサンたちはあさ8時に公民館に集合。責任者から手持ちぶたさのところへは積極的参加して手伝うようにと訓示を受け持ち場へ。ところがオジサンたちが対応できるようなヤワな作業はないのだ。ただ、遠くから成り行きを見守る。そして、昼飯だけを楽しみに時間をつぶす。

祭礼委員長から「昨年撮ってもらった写真です」というポスターを見せてもらう。本人はすっかり忘れている。「そうかなぁー」とクビをひねりながらポスターを見直す。

さて、楽しみの昼食はかつ丼。一品1080円也。カツが厚い。どうみても食べきれそうもないぐらいのボリュームだ。残すべきと思いつつ全部食べる。貧乏人根性丸出しというようにハシをしっかりと握り誰かに追いたてられるようにカツを胃袋におしこめる。ハラが苦しい。
もう、しばらくはかつ丼を見たくない。食べ終わるとぼくは大満足と大の字になって昼寝。

午後の作業をサボルというより、なんとなく流れ解散となる。
 
   7月12日(土)

山王台の姫宅へ。用件は父母への感謝と供養と歴史を甥や姪に伝え残しておきたいという冊子作りの打合せ。

ところが大ハプニングが起きていた。昨日夕方、石岡地方を襲った雷でほとんどの電化製品が壊れたという。NTTの作業員が来ており電話を点検している。それから電気屋さんが来て柏に住む弟夫婦も緊急事態発生を聞きつけてやって来るという慌ただしさ。結局、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどが被害を受ける。

姫宅はここ数年は鉄砲水被害、地震被害、雷被害とさんざんな目に遭っている。なんとも言葉をかけようがない。そんなわけで冊子作りの件は簡単な打ち合せをして終わり帰る。もっとも焼きおにぎりと太巻きをごちそうなったがー。夕方、励ましの電話をする。少しは落ちついた様子だった。

ながみねへ行く。本人が思っているだけだが15メートルプールを颯爽と快泳。
なにごとも本人が満足していればハッピーなのだ。姫には申し訳ないが―。
 
   7月9日(水)

ブラジルの大敗をテレビが伝える。サッカー王国で開催国優勝の夢は絶たれる。怒号が飛び交うグランドに敗者と勝者がアリンコのように散りばめている。「夏草や 兵どもが 夢の跡」。
無惨な敗北に唖然としたブラジルファンが映しだされる。夢は沈黙のまま過ぎ去り消えるのだ。

「モルジブが沈む日」ー異常気象は警告する−をようやく読み終える。大型台風が日本を上陸中というだけに緊迫した気持ちでページを追う。世界各地で異常気象が発生していることに驚かされる。それらは通常の新聞やテレビで伝えられていない、もしくは知らないだけだ。

夕方、猛烈な空腹感におそわれる。かあちゃんはいない。自力勝負のバンメシ。さてどうするかー。
そのまま食えそうなものを冷蔵庫から取り出して食べる。

そういえば、「モルジブが沈む日」では「アフリカのある地では干ばつで苦しむ1万5千人が空腹をかかえ援助を待っている」という話もあった。
思い出した時には空腹は満たされていた。
 
  7月8日(火)

早朝、庭の草取りに励む。携帯の蚊取り線香を腰にぶらさげゴム手というスタイル
。これがよれよれおじんには一番似合っているのかなぁ−と笑顔を庭中にふまりき問う。沈黙―。

大型の台風が沖縄方面に向かい関東地方にもやってくるという。それなのに、CROSS上空は青空が広がり太陽はギラギラ輝き容赦なく熱い光を降り注ぐ。
眩しい光だけを見ているだけは栄養を摂れないと学食へ。
冷やし天ぷらそばを注文。味はタブーだ。

よれよれおじんは泰然と構える。CROSSの喫煙所でのほほんと空を見上げては紫煙をくゆらす。「タバコガウマイゾ!!」「タバコガウマイゾ!!」何度も青空に向け口をパクパクさせ発信する。返答ははない。沈黙だけだ大気を彷徨う。行く手はどこなのだと問う―。バカじゃないか。
 
   7月7日(月)

朝、やはり金魚ちゃん一匹が死んでいた。
かあちゃん、運転免許をご辞退手続きを決意。目的遂行するため土浦署までお送りする。

インド仏教美術研修の旅の説明会ありとの連絡。「ビンボウミトモヲヨロシク」とM先生にSOSの電話。
「はいはい」と了解してくれる。

その後、CROSSへ。それなりの仕事をする。
昼食は学食。肉じゃがを注文。あまりおいしくないが残しては失礼と食べたくないジャガイモをどうしようかと迷っている時、大家さんから電話。食べ終わったら行くと返事。せっかちおじさんを待たせてはとジャガイモを2個残して理事長室へ。

パソコンと2時間もにらめっこしていると肩が凝り目がチカチカする。
ニンゲンは恐ろしいものを発明してくれたものだ恨みながらCROSSを後にする。
 
   7月6日(日)

筑波大学の武道館へ。日整少年柔道大会茨城予選会の取材。これはメシを食うための大切なお仕事。
真面目に写真を撮ったり話しを聞いたりする。

金曜日は栃木県さくら市氏家町で開かれた寛方・タゴール会主催の我妻絅子先生(中村元東方研究所東方学院講師)「インド・タゴールとの交流」の講演会へ。同会のメンバーと10数年ぶりに会うがよれよれおじんのことをよく覚えていてくれ感激する。

その夜は、喜連川のかんぽの宿に泊まり翌日、徳一調査と出向く。これは目的のお寺に出向き境内を散策して写真を撮るだけ。

かあちゃんとしばらくぶりにドライブを楽しむ。2日間、お天気はぐつついて機嫌が悪かったがかあちゃんは久しぶりに実家の不安も忘れご満悦の様子。これでいいのだ!!。

再び、本日に戻る。5匹から2匹だけになったキンギョちゃん。さらに1匹が天国に召されそうだ。水槽の中でかそぼく口をパクパクさせているだけで動きがない。
これも定められた運命かとしみじみ見る。なんとも楽しませてくれて有り難うと声をかけるが応答なし。
いつものことながら、なんとなくしんみりとする。
 
  7月3日(木)

毎日の楽しみといえば仕事を終えて自宅に帰り焼酎のウーロン割りを飲みながらブログを書くこと。情けないほど貧しい日々である。それでもブログを更新できればハレの日。この持続がなかなか難しい。

さやさや すやすや
さやさや すやすや
どこからともなく風が囁く
楽譜は緑のおしゃれ着

さやさや すやすや
さやさや すやすや
子守歌でもない
騎馬戦でもない

宇宙はほんの鼻さきで居眠り
ほんのりほんのりを招待している
 
  7月2日(水)

今日は7月2日。それがどうしたのかー。よくわからない。

どうも自問自答は無意味のようだ。なにしろ自問を覚えていないのだからー。そこで考える。限りなく明るいボケニンゲンとは誰のことをいうのだろうかと―。

山王台の姫御殿へ。大きな樹木に囲まれた庭園は涼しい。そしてその涼しい風が室内にもやってきて気持がいい。冷房機など必要としない。ただ、蚊が時々チクリとやりにやってくるのがこまる。蚊よ近づくな寄るな刺すなと叱る。

姫の亡き父の書類などを見せてもらう。なんとかまとめたいものだとピーチクパーチク。それにしても几帳面な人だったと驚く。ドンブリ勘定で日々を過ごしているよれよれおじんとは比較にならない。

二人でパソコンのお遊びをして肩が凝る。きっと姫も同じだろう。
ボケ防止の頭の体操にはいいのかもしれない。
 
 
7月1日(火)

今朝、金魚ちゃん一匹死にました。
庭に埋葬しました。
お別れの儀は通夜も告別式も省略した簡素なもでのでした。

五匹がいましたが、残りは二匹となりました。
今夏の暑い日々を乗り切れることを祈願しております。

当家の高齢者二人はしばらく生きる所存でございます。
今後ともよろしくお願いします。

それでは皆さま、くれぐれもご自愛ください。

追伸: 集団的自衛権が閣議決定された日でした。
 
   
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