怠惰な散歩  2014年

   1月31日(金)

ぼおーっは、今日一日をがんばりました。
新たにスタートする常陽新聞から依頼を受けた写真グラビアを1本出稿しました。写真のセレクトと記事をまとめメールで送信するまで、たっぷり2時間かかりました。とても疲れました。

午後、石岡の姫を訪ね3,000里です。3,000里はちょっとオーバーかなー。姫は元気でした。広いお庭は枯れ山水の風情を見せていました。1000円散髪を終えたぼおーっの頭髪によく似ていました。

それぞれの春告げ花は春一番の開花を目指し競っています。
ここでも競争があるようです。ヨーイ、ドンの結果はわかりません。
バンザイです!!。

それでは、皆さま酒でも飲みながら浮世を忘れてください。
酒がなければ袖の下から差し入れをしますぞ!!。
 
  1月30日(木)

企画委員でもないのにCROSSの企画委員会に出席する。
CROSSという組織はなんだかんだの会議が多い。そして、複雑怪奇な委員会が乱立している。だから、何となく理解したような顔して出席するが結局なにもわからないまま終わる。
ぼおーっはどこにいても無色透明のぼおーっのままなのだ。

外は雨。雨の音にも忍び寄る春の息吹を感じる。

金魚ちゃんに自らの詩を問う。

悲しみうえに悲しみをうわのせしてはいけない。
嘆きのうえに嘆きを重ね着させてはいけない。

金魚ちやんまったく無視している。
ああ、もっと素直な言葉を吐きたいなぁー。お休みです。
 
   1月29日(水)

今日もつつがなく終わる。と、いうことはこれといって書くことはないのだが、なんとなく書き始める。

もしかしたら、アルコール依存症とニコチン依存症に加えてブログ依存症も発症したのか。

CROSSの帰りタカギ接骨院でマッサージをうける。
あの辛さを二度と味わいたくない。すこしもおいしくないのだ。ただ絶望的な痛さで悶え苦しむ。
なんとも非情な疫病神とのご対面はごめんだ。

そんなわけで、今日は終わりです。
 
   1月28日(火)

CROSSに行く。相棒はすでにパソコンに向かっている。編集委員長もいつものように帽子を被りやってくる。CROSSのメンバーは帽子を被って事務所に訪れる人が多い。寒さのせいもあるかもしれないが、それなりに頭の毛が少なくなっていることもあるからだろうと勝手に推測する。まぁ、せめてハゲになるまで生きたかったと無念の死をとげた若年者もいるはずだ。それを思えば幸せな人たちだ。

暖かいので夜を散歩。外は暗い。あたりまえだ。お日さまが隠れてしまったのだからー。あたりは静かだ。これがいい。

闇のエネルギーを探すのが仕事だと天文学者がいっていた。花は闇夜からエネルギーを吸収して朝花開くということだ。何でもエネルギーが基本のような気がする。
 
   1月26日(日)

朝、起きたら玄関のげた箱の上に置いてある金魚鉢を中心に水びたしだ。げた箱をつたい廊下まで水で濡れている。老朽化したのか金魚ちゃんが水交換を怠っていることに怒り頭突きをくらわして穴をあけたのかー。

さあ、それからが大変だ。ぼおっ―にとって福島の原子力発電所の放射能汚染水漏れより深刻な事態だ。もっとも、この場合は放射能という魔物はないがウンコまみれの汚れた水が流れ出ているのだ。

かあちゃんはいない。ぼおーっひとりでどう対処するか。しばしタバコを吸いながら考える。まずジョイフル本田で水槽を買う。水はいつも入れ替えの時は隣家から井戸水をもらっている。朝の遅い夫婦はまだ午前9時で就寝中だ。それならばと墓地の共同井戸水を運ぶことにする。

動き始めたら早い。2時間かけてすべの作業を終了する。労働対価はなし。これではこまるのだぞ金魚ちゃん。金魚ちゃんいわく「バァーカ、保護責任を遂行するのが義務だ。あたりまえのことをやっただけだよー。でかい顔をするんじゃないよ。バァーカ」「ハイ、ありがとうございます」。

そんなわけで今日は終わりました。皆さまお休みなさい。
 
   1月25日(土)

タカギ接骨院と写真整理と読書と散歩とパソコンに振り回され一日は終わった。
綱とりを期待され初場にのぞんだ稀勢の里はボロボロになって千秋楽を迎えるようだ。

長い人生の中にはボロボロの時代は誰にでもあることだろう。
しかし、パソコンに振り回されてボロボロになるのはいかがなものかと考えてしまう。

オスの野良猫が春を知らせるようにウオッーウオッーと鳴きながらメス猫を求めて自宅界隈を徘徊している。

これを春告げ花ならぬ春告げ猫とでもいうのかー。
路地の片隅では水仙も咲きだした。
 
   1月24日(金)

昨日はクビが痛くて最悪だった。昼食の時ハシは持てるが肩が痛くて腕が上がらずごはんが口まで運べない。頭もガンガンと痛い。こんな経験は生まれて初めてだ。

今日の午前中、かかりつけ医院へ。次に接骨院のタカギ先生へ。だいぶ良くなった。頭のガンガンも消えた。治療を終え、朝食後はすぐに布団に入って休む。といわけで今日はCROSSはお休み。

午後、体調もいいので散歩。(この油断がよくない)
本郷テニスコート脇を通ると一組のプレーヤーが試合をしている。あたりまえだテニスコートでバスケットをやるわけがない。野球もサッカーも相撲も盆踊りもやるわけがない。

プレーヤーは変なおじさんが写真を撮っているのでチラリチラリとこちらを見ている。プレーに専念すればいいのにと思いながらスタスタと立ち去る。

おじんは消えるのみだ。クビの痛みも消えてほしいものだ。
 
   1月22日(水)

クビが痛いのでタカギ先生のところに行きました。原因は運動不足と寒さで筋肉が縮こまり、眠っているあいだに急に動かしたからだそうです。
体を温め部屋を暖かくしてお休みすることが大切だそうです。
なにより、運動不足を解消しなければとぼおーっの体を動かしながら指導してもらいました。

その痛さといったらたまったものではない。とにかく体はガチガチにかたまり神棚にお供えした鏡餅のようでした。

CROSSに今瀬理事長が来訪。いばぶんのデスクで一本の原稿をまとめて帰りました。ところが大事なものを忘れてしまったので明日も来るという電話が入りました。
高速を140キロで走るという暴走老人は元気です。
 
   1月21日(火)

いつも枕を高くして寝るようにしている。貧乏だからといって卑屈にならずせめても高枕での睡眠。その虚勢がたたり肉体疲労をおこしたのか昨日からクビが痛くてしょうがない。

それともCROSSで仕事に夢中になり強面のパソコンと終日にらめっこしていたせいかもしれない。と、いうことは仕事はそこそこにやれというメッセージかもしれない。それなら簡単だ。得意のぼお―っで徹すればいいのだ。

明日はタカギ先生の接骨院に行こう。そして、ぼおーっの有意義さを金魚鉢より深く静かに潜航させて考察しよう。

とにかくクビが痛くて横向いてといわれても動かせないのだ。
借金取りがきても不動の姿勢をとれそうだ。そうなれば真の勝者といえるのか―。うーむ、難しくてわからない。
 
   1月20日(月)

ポリポリと小気味よい音をたてながら柿の種をつまみ糖質70%Ofという缶ビールを飲む。
うまい。これを発明したヒトにノーベル賞を与えるべきだ。

今日は月曜日。米国では月曜日に生産したクルマは買うべきではないという話を今から30年ほど前に聞いた。休み明けの労働者はぼおーっとしたまま仕事をするから欠陥車が多いということだった。今はどうなっているのだろう?。

ぼおーっおじんの月曜日はどうかといえば快調そのもの。全国のハレ印人間のエキスを独り占めにしたような爽快さだ。勇んで仕事場のCROSSへ。

午前中はそれなりに仕事をこなした。ただ、それからがいけない。
昼食後は事務所のソファーでイビキかいて1時間も眠ってしまった。バンザイ!!。
 
   1月19日(日)

雪の朝を歩く。大地は白い薄化粧している。雪は汚れたものを覆い隠す。しかし、いつまでも隠してくれているわけではない。お日さまが静かに元に戻す。嘘をついてもいつかは白日の下にさらされるのだ。心得ておきたまへ。

散歩コースのお寺の境内の写真を撮ろうと山門をくぐろうとしたら鼻水が流れてくる。寒いのだ。ここで迷う。鼻水を処理してから入るべきかー。大いなる悩みだ。その後の行動を書くことはやめよう。ヒトには誰にも語れない秘密があるのだ。

自宅に戻ると金魚ちゃんも昨日のことを忘れたかのように気分よくエサを求め口をパクパク動かしている。エサを与えると勢いよく食べる。雪が降ったことを知っているのだろうかー。そして、鼻水の行方のことも知っているだろうかー。


追伸:賢人会議に参加希望という帽子女・茂子さまよりメールが届く。こまったものだ。
 
   1月18日(土)

わが家の金魚ちゃん5匹は怒り心頭だ。なぜなら、ぼおっーおじんは美浦村公民館で開かれた「第7回全国タナゴサミットIn美浦」のお手伝いをしたからだ。なぜ、「全国金魚ちゃんサミット」(存在するかは不明)に参加しないのだ。ジョイフル本田で25円で購入した金魚には資格はないのか?絶滅危惧種に指定されていないという理由か?―。

ああ、いかにも情けない。チキュウノオモサモ、イキルコトノビョウドウモ、イノチンノオモサを会得していないのだ。ああ、いかにも情けない。

かあちゃんは出張介護で留守。金魚ちゃんは不満をあらわにしてそっぽを向いている。ゴキブリちゃん寒さと貧乏キッチンのエサ不足に涙を流し姿を見せない。そんなわけで賢人会議は無期延期。

ああ、感激!!。数少ない閲覧者から心あたたまるメールが届く。
■賢人会議の結論が如何に出ようとも、続けてください。毎日楽しみにしている、熱烈なファンがいるのですからよろしくお願いします。秋田■○ありがとうございます。がんばります。u
 
   1月17日(金)

CROSSで真面目に仕事。この真面目というのが怪しいもので真面目を証明するものが何もないのだ。自己評価としての真面目で第三者からみればのんべんだらりとデスクに座ってパソコンに向かっていただけではないかと問われたら「はい、そうです」と返答するしかない。

今日の空は青く晴れわたっていた。そして日向は気持ちいいぐらいに暖かい。梅の蕾もふくらんできた。季節は確実に春に向かっている。そこで考えたのだ。こうやってブログを書くという意義だ。そもそもブログという意味をよく理解していない。世間ではそのように呼んでいるから真似しているだけだ。

不特定多数の人が閲覧できるからプライバシーにも気配りしなければという。しかし、個人の日記(いたずら書き)など読んでもなんら役にたつことなどない。それなのにこうやって認めることはどういう精神なのだろうと考えたのだ。

これは、かあちゃん、金魚ちゃん、ゴキブリちゃんを交えた賢人会議を開いて議論する必要がありそうだ―。
 
   1月16日(木)

CROSSに行く。相棒はすでにパソコンに向かって仕事をやっている。
昨日の写真の整理をする。13カ寺も回ったのでどれがどれだか分からなくなっている。この数字さえ怪しい。記憶が確かなうちに整理をしなければ収拾がつかなくる。

わが家の金魚ちゃんは食欲旺盛。朝になると金魚鉢の中を激しく泳ぎまわりエサを求める。彼らは毎日同じものを食べている。飽きないのかと思うがハラが空けば選り好みなどしてはいられないとでも言いたそうに口をパクパクやっている。

こちらは3日前に作ったカレーの残りを食べる。これでお終いと胸をなでおろす。しばらくはカレーの顔を見たくない。

こうやって本年も貧しい食生活を送ることになるのかとがっかり。
しかし、金魚ちゃんの食生活を見習う必要もあるのではと満たされた太鼓腹をなでる。
 
   1月15日(水)

徳一のゆかりの寺を訪ねて「いばぶん」の今瀬理事長、照山監事と福島県いわき市へ。常磐道の両側に広がる風景は冬の真っただ中。枯山水の景色が車窓を流れる。

照山監事が事前にコースを決めておいてくれたお陰で13カ寺を訪ねることができた。快挙だ。

目指すお寺はどこも山の中にある。そのため食堂がない。結局、昼食は午後3時ごろ。みんなでメシを食えた喜びをわかちあう。腹が減ると徳一どころではないのだ。

自宅に着いたのが夜の8時ごろ。
かあちゃん出張介護から戻っている。純子女史から明日は着物でくるようにとのリクエストがあったとバタバタとタンスから着物や帯を出している。
こうして、日々は過ぎていくのだ。
 
   1月13日(月)

18日に開かれる「「全国タナゴサミット」の打合せで午前10時、美浦村公民館へ。月曜日で休館日とは知らずロビーで打合せとのこと。結局、近くのスーパーの片隅で行う。8人集まったが顔と名前がわかるのは数人。とにかく雑用を手伝う約束をして昼ごろ筑波山郵便局の広瀬氏の自宅へ。

サミット手伝いの要請は萩原さんから頼まれたと奥井さんから連絡があったが、きっと彼女自身の発案だと思う。しかし、80歳になるおばあちゃんが頑張っているのだからとウンウンと頷いて協力。もっとも、こちらも相当に体のガタはきているのだが―。

ようやく体調が戻った。正月休みにやろうと計画していたことが今になって歯車がかみだし回り始めたようだ。そのせいか、ぼおーっと過ごす時間が耳のアカほど短縮されたか―。
 
   1月12日(日)

テレビで全国都道府県対抗女子駅伝を見る。ふるさと山形は茨城より遅れてゴールイン。ざむねんなり。続いて好きな大相撲を見る。綱取りを目指すさ稀勢の里は完敗。すってんころりんだ。なんとも情けないが、これが実力。ここでテレビ観戦をやめにする。頭がぼおーっとしてきたのだ。

アンリリ・カルティ・ブレッソンというフランスの写真家がいた。「決定的瞬間」の写真家として有名だ。何度も写真を見て真似をしたことがある。ファインダーの四隅まで目配りして一瞬にして構図を決めシャッターを切る。その写真には神秘的な空間の美しさがあった。なかなか真似ることはできない。

ブレッソンの写真はたくさん見たが、彼の書いた文章はこれまで読んだことがなかった。その本を見つけた。「こころの眼」というタイトルで岩波書店から出版されている。100頁を少しこえる小本だが読みごたえはある。
 
  1月10日(金)

徳一の勉強会は今日で終わり。会場には100人近くの受講生がいる。みんな歴史好きなんだろうと思う。こちらは、それほど古のできごとに深い関心があるわけではない。ただ、徳一ゆかりの寺を訪ね現場の空気を吸いカメラにおさめるだけでよいのだ。

季節は間違いなく冬だ。冷たい北風が吹きその証拠を見せつけるように不気味なほどに青空が広がっている。体を縮ませて歩くせいか肩が凝ってしょうがない。

CROSSに行く。相棒はパソコンに向かい真剣な顔で仕事をしている。「徳一菩薩」の本を梱包してそそくさと帰る。発送はジョイフル本田。ここが一番安いような気がする。

明日から三連休。さて、どうやって過ごそうか。白紙だ。 
 
   1月9日(木)

命がけのブログは続くのだ。
今日もCROSSにご出勤。相棒もそれなりの時間に登場。

今、堀田善衛の「方丈記私記」(ちくま文庫)を読んでいる。その洞察力のすごみに圧倒される。最近、自らの文字を連ねる作業に自信を喪失していたがますます拍車がかかる。

それでもぼお―っは書くことをあきらめない。
誰かに読まれている期待と賞讃、同情という意識は捨てるべきだ。

これまで撮ってきた写真や雑文をいつ抹消するかという自らの問いもある。まだ、覚悟はない。
多くの前例は知っている。いずれも著名人だ。これに無名の人々も同列のスタート位置にいてもおかしくはないと思うのだ。同じ人間なのだからー。

眠いので布団に入る。サラバだ!!。
 
  1月8日(水)

そうだ、命がけでブログを書こう。
なぜかといえば、夕方帰ってきてもただぼおーっとしているだけではあまりにも脳みそが空っぽだと世の中に自分のバカをまき散らしているだけではないか。それでは65年も生きつづけたオジンとしては知恵が足りず何とも情けない。

そこで、ここで一発奮起。これからは世の中、人のためになることを書いていこう。
決意は氷山のようにかたく鋭いのだが、「人のためになることとはなんぞやー」と考えただけでピタリとキーボードを打つ指が止まる。

さて、そこから思考はぼおーっの連続。その時間はミニスカートの女学生の太ももに視線を走らせるように長い。そこであきらめる。

結論として、ぼおーっとしながらでも、今年もきちんと今日までの8日間生きつづけてきたことである。バンザイだ!!。
 

写真は2枚とも1月2日撮影。
左は筑波山神社。右は筑波西武で。
1月7日(火)

今年初めてHPを更新する。正月休みはひたすらのぼおーっに徹する。このぼおーっという言葉には深淵なる真実が隠されているのではないかと考えながらぼおーっとしていた。

今日は久しぶりにCROSSに出勤。相棒は忙しく仕事をやっているが、こちらのぼおーっ状態はなかなか解消されず、ほどほどに仕事をして帰宅。

ひたち海浜公園で開催された七草がゆのイベントに参加ししている今瀬理事長の姿をテレビで見る。今年はまだ会っていないが元気そうだ。明日あたり電話をしてみよう。

大家さんから滅茶苦茶元気だという電話あり。酒は慎むようというアドバイス。
どうやら、今年も老人たちが活躍しそうだ。予備軍の方が元気がなさすぎるようだ。

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